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【潜入レポート】本場中国のマダミス最前線!

こんにちは、黒猫です🐈‍⬛

先日、上海に渡航する機会があったので、「本場中国のマダミスが今どんな感じなのか?」というのを探ろうと、色々なところに顔を出してみたので、
マダミスの本場中国潜入レポートをしていきたいと思います!


そもそも中国ではマダミスが流行っている?

はい、少なくとも日本よりは競技人口が多く、流行っていると言えると思います!
2021年時点で、2800億円の市場規模まで成長していて、中国の知人から聞いたところによると、感覚的には日本でいうカラオケくらい普及しているそうです。(そんなに!?と思いましたが、実際行ってみると結構色々なところにあり、どこも満員でした、、、!)

また、中国がコロナになった時の政府からの発表にも、出入りを自粛する先として、飲食店、ジム、ゲームセンターに並んで「劇本殺(マダミス)」という表記があることからもその普及度合いが分かります。


いざ上海へ!

ということで、羽田から上海でGOです!
実は私の父親が中国に単身赴任しておりまして、中国のパッケージマダミスなどを送ってもらっていたりしたのですが、彼に会いにLCCを使って2泊3日で行って参りました。
(飛行機は往復で5万円くらい。直前で予約した割には思ったより安かったです。)

上海にある浦東空港に着陸。空港は羽田の第三ターミナルくらいの大きさで、流線的な屋根が非常に美しかったです。


コンビニは基本的にファミマorローソンでした。日本すごい。

近年急速に成長を遂げているらしい上海ですが、今は不動産バブルが起きているようで、とにかくビルがたくさん乱立していました。
その印象で全ての旅が終わるくらいです。。。

現在世界で2番目に高い建物である上海タワーから見下ろした景色はこんな感じ。

やはりどうしても写真の限界があるんですが、地平線の先まで高層ビルが立っていて、見渡す限り新宿が続いている感じでした。

人口も日本の約10倍である14億人が住んでいるわけですし、そういう意味での圧倒的バイタリティーを感じました。

もちろん、くるりを聴きながら上海蟹もいただきましたよ。



はい、わかってます。
そろそろマダミスの話せんかい!という声が聞こえてきそうなので、
本題に入ります。笑



上海はどこでマダミスできるんだぁぁ!

話の構成に色々悩んだのですが、とりあえず時系列で紹介していくことにしました。
まずは、近くでマダミスが遊べる(ないしは購入できる)店舗を検索してみると、、、

この通り、この500m縮尺でも43件ヒットするくらい沢山ある、、、
(ちなみに中国でマーダーミステリーは「劇本殺」と表記します。)

さすが中国。噂は本当だったのか、、、

時間の許す限り、評価の高い順番に回ろうと思います!
ということで、まずは近くて評価が割と高いところへ行ってみると。。

ん、、、
ただの雑居ビルだ。間違えたな。。。

あれ?合ってるな。。。。。。
ここにあるのか!?

いや、怖すぎる。暗いしお世辞にも綺麗とは言えない、古びた雑居ビル。
しかし、手ぶらで帰るわけにはいかない。
意を決して中に入ってみる。

こんなところに若者が集う場所があるというのか、、、

いや、エレベーターが業務用すぎる。
怖い、マダミスって中国のヤンチャな怖い人しかやってないんじゃないか。
やっぱ引き返そうかな、、、

と思いつつ、怖いもの見たさでフロアに到着する。

突撃!超ローカル店舗マダミス

本当にあった。

後々聞いたところによると、
こういう雑居ビルの一角を借りてボドゲカフェのような業態で運営しているところがすごく多いみたいだ。
昔は近辺で200-300くらいあったけど最近は淘汰されてきているらしい。

入ったところはリビングみたいになっていて、棚には所狭しとマダミスのパッケージが並んでいる。
そしてリビングの先にはプレイ用の部屋がいくつかあって、利用者はこの一室を予約して使うとのこと。

※潜入動画はYoutubeの方で公開しているので気になった方は記事の最後にリンクを貼っているのでチェックしてみてください!


中国マダミスブームの火付け役と言われている名シナリオ「年輪」もありました。中国にある全てのマダミス店舗に必ず置いてあるシナリオというのは本当だった・・・
(これは日本でもプレイできます。おすすめです。)

シナリオは本当に色々な種類があって、ホラー系、青春系、SF系と幅広かったです。年齢制限が明確にあってシナリオごとにシールが貼ってありました。12歳から遊べるシナリオもあるんですね….

衣装部屋もありました。
これは他に訪れたところにも必ずありましたね。(正直あまり着回したいとは思えない環境ではありました…)


そして、店員さんと仲良くなろうと会話を試みましたが、
ほとんどの店舗で英語が話せなかったです….
google 翻訳を駆使して色々聞いてみました。


色々話をしてくれた優しい店員さん(大学生らしい)

Q.普段どんな人がマダミス利用しますか?

A. 大体25-35歳くらいがメイン。男女比率は半々くらいだけど、男性がちょっと多いかなくらい。

Q.どんなマダミスが人気ですか?

色々あるけど、ホラー系がうちでは人気。あとは、日本が舞台のマダミスはとても人気だよ!

日本から来たことを伝えると、喜んで色々教えてくれました。
国際交流、嬉しいですね。


これが最近人気とのことですが、舞台が北海道札幌市みたいです。
日本ブランドは割と信頼されてるみたいですね。

はま寿司の隣にもマダミス!?

続いて、もう少しローカルから離れた、メジャーところも行ってみたいなということで、他も色々みてみたんですが、実は上記のローカルなマダミスがほとんどでした。
(全部見切れたわけではないので、滞在したエリアだけかもしれませんが。。。)

そんな中、日本で言うところのイオン見たいなショッピングモールにもマダミスがあったのでそこにも突撃してみました!

こちら、いわゆるモールのエレベーター5Fをおりた先にある案内板なのですが、なんと、飲食フロアの一角にマダミスを遊ぶ場所がありました。笑

しかも、はま寿司の隣でした。笑

壁に色々なシナリオの告知があって、どれも表紙のデザインが素敵で面白そうでした!
そして、中に入ってみると、店内の装飾なども凝っていて、かなりワクワクする感じに仕上がってました。(ローカルな場所と比べるとやはり力が入ってますね)


同じく受付があって、そこから色々な部屋に繋がっているのですが、ここでは部屋ごとにテーマが分かれていてそれに合ったインテリアが揃えられていました。

中国の王宮をテーマにした部屋。清潔感ありました。
日本をテーマにした部屋。KFC食べながらワイワイマダミスをプレイしてました。

やはり中心部にあるだけあって設備も綺麗にされていました!
次は中国語を勉強してぜひプレイしに来たいですね、、、

まとめ

今回5店舗ほどを見学しましたが、やはり地元の人たちがフランクにやれるような簡易的な貸しスペースのような場所がとても多かったです。
日本にもあるようなボードゲームカフェが至る所にある感じでしたね。

マダミスがどんどん普及すれば、日本でも同じようなカフェがどんどんできるんだろうなというイメージが湧きました!

【余談】話題のイマーシブシアター「Sleep no more」にも行ってきました

これは余談ですが、上海にいくなら「Sleep No More.」という演劇にぜひ行ってみてください。
演劇といいましたが、厳密にはイマーシブシアターという自らが移動して演技を見る体験型演劇になっていて、なんと3時間全編無声で行われるので中国語や英語が分からなくても大丈夫です!

正直、僕は話の本筋の意味が最後まで分からなかったんですが、その世界への没入感と舞台の作り込みの精緻さに終始感動しっぱなしでした。


以上、上海のマダミス最前線!でした。
もっと上海にはこういうのもあるよ!だったりここも行ってみて!という情報がありましたら是非コメント下さいませ。

潜入した場所の一部は動画でも撮影しているので、
気になった方はYoutubeの方でもご覧ください!

それでは、また次の記事でお会いしましょう🐈‍⬛

<黒猫のマーダーミステリーChannelって?>

黒猫のマーダーミステリーChannelでは、マダミスの魅力を一人でも多くの人に知ってもらうため、ただのファンである私黒猫が好き勝手にマダミスに纏わる色々な事柄を話しています。
Youtubeチャンネルでも本記事の内容を動画でお届けしているので、
気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください!


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