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3月11日~3月17日

3月11日

今年のオスカー。仕事だったから、終わってから細切れの動画しか見ていないんだけど、いろんな差別が改めて浮き彫りになった年だったね。
白人でフェミニストを自称している人たちは「白人女性」ためだけの主張を繰り広げているのね、と何年か前からもやもやしていたことが確信に変わったような祭典だった。今ガザにいる女性がレイプされて殺されても、その人たちは貴女たちが平等を訴えている「女性」には含まれていないってこと。もちろん全員がそうとは言わないけど、随分自分たちにだけ都合のいいアクティビストなんだな、と。

Black lives matter の時に感じたんだけど、大前提として、アメリカでの白人と黒人の歴史的に続く差別があって、無意味にもしくは差別的に、命を危険にさらされる、ないがしろにされる、その社会構造や不当な暴力の1番の標的になっている黒人への差別撤廃を訴えるのは、至極当然のことだとは思う。でも、この世に白人と黒人しかいないかのような論調に疑問だった。
それ以外の、アジア人、アラブ人、etc. は彼らにとって透明人間で、当人たちは差別していることすら気づいていないんだよね。元から透明な存在なんだから。
ここ何年かで、著名人のいろんな差別を目の当たりにしちゃって、どんどん見れない映画が増えて悲しい。好きだった監督とか俳優の作品も。結局、見たかったバービーもバーベンハイマーの一件で、見ずじまいだけど、今回のオスカーでの俳優陣の立ち振る舞いを見て、見なくてよかった、って思った。1円たりとも貢献したくない。
今回、SNSでいろんなアジア人が怒ってたのは、いいことだと思う。今まで笑って波風立てないようにしてたけど、たとえ無視され続けたとしても、声をあげていかないと、誰も気づかないし何も変わらない。

3月12日

宇多田ヒカルのライブ当たった…!
オードリーの東京ドームに延々と外れ続けたので、今年のチケット運を信じていなかったのだけれど、良かった。夏までの生きる希望。

3月14日

ホワイトデーは何がいい?と聞かれて、焼き鳥!と元気よく答える女です。
お気に入りの焼き鳥屋さんで食事した後、いつも行くバーへ。
遅めの誕生日プレゼントということで、マスターから小瓶のシャンパンをもらって、調子良く飲んで就寝。

3月15日

シャンパンは後に残る。

3月16日

友達に誘われてプラネタリウムへ。
プラネタリウムに行くこと自体、中学生ぶりで、ふんわりとした記憶しか残ってなかったけれど、現代のプラネタリウムはただ星を見るだけじゃなくて+αのプログラムでいろいろ工夫してるんだね。個人的にはただ星を見て、星と星座の説明を聞きたい。VRみたいに移動する映像は酔うので…
土曜日だったからだと思うけど、プラネタリウムはほぼ満席で、人が多くて、こんなに人気のアクティビティなんだな、と今更知りました。

友達と別れてから、銀座のシャネルとエルメスでやっている展示を見に行く。無料でも見れる小さいギャラリーがいくつもあるのは、東京のいいところ。
エルメスでやっているのは、この前森美術館で見た「私たちのエコロジー」展の関連展示。最近現代アートを見るのも好きになってきた。未だになんだこれ?って思う作品も多い。でも、背景を読んだり、今回の展示でいえば、エコロジーについて考える、という観点から見たり、自分の中で「考える」「想像する」という行為に重きを置くようになってきた。
シャネルは、ファッション誌で活躍した写真家のジョージ ホイニンゲン=ヒューン写真展。見たことあるモード誌の写真から、その時代のスターたちのポートレートまで。白黒なのに、白黒だからか、魅力的な写真の数々。チャップリンの若いころの写真は初めて見た。

3月17日

すごく暖かくて、一気に5月ぐらいに思えた気候。天気も良かったので、散歩したら、これが大失敗で、花粉にやられる。鼻水はそんなに出なくても、目と顔が異様にかゆい。今年は症状が出てなかったから油断してた。これから戦うことになりそう。

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