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【映画メモ】どついたるねん【#36】

ついでに懐かしいボクシング映画も。解説は映画.comさんより。

阪本順治監督の長編デビュー作で、プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。試合で脳にダメージを負い再起不能となったボクサーの安達英志は、所属ジムを離れ自らのジムを設立する。ある日、元ウェルター級の日本チャンピオン・左島がジムを訪れ、英志はコーチとして彼を雇うことに。しかし練習生たちは英志の横暴さに耐え切れず次々と去っていき、ジムは閉鎖に追い込まれる。古巣のジムに戻った英志は、会長の鴨井とその娘・貴子、そして左島に支えられながら、現役カムバックを目指して動き出す。

https://eiga.com/movie/38167/

1989年の映画なんですね。赤井英和が若いです。懐かしい。さらに、相良晴子、麿赤兒、原田芳雄、美川憲一という豪華キャストです。しかも、現役最後の試合で対戦した大和田正春も友情出演しています。

復帰戦の直前に、大和田正春とシャドーボクシングするシーンがあるのですが、本当に美しいです。シャドーで相手と通じ合う、語り合っている感じがボクサーという人種を強く現しています。これまでのストーリーもあり、相手が本当の最後の対戦相手であり、色々な感情が込み上げてきてグッときます。このシーンがこの映画の全てだと言っても過言ではないでしょう。

全編を通して、言葉使いはコテコテの大阪弁で、荒っぽくて、関西出身の僕としては全く馴染み深いのですが、関東の人にとってはどうなんでしょう。見にくいかもしれません。当時はまだ小学生で、父親がボクシングを見るときに一緒に見る程度のものでしたが、当時の赤井英和は本当にすごかったのがうっすらと思い出されました。

というか、映画の中では赤井ではなくて安達で、大和田ではなくてイーグル友田なのですが、完全に現実と混ざってしまいます。

去年『AKAI』が公開されてたんですね。久しぶりに『どついたるねん』を見たので、チャンスがあれば『AKAI』も是非見てみたいです。

おわり


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