霜柱

ざくざくと
いつもと違う鈍い足音
敷かれた石ころを踏む
ちゃりちゃりと
軽い音ではない

鈍色の空
風があたる場所は
寒いを通り越して痛い
電車はまだ来ない
先頭車両に乗る人はいない

独り占めした冬の音
体が浮くのか
沈むのか
不思議な感覚と
楽しい音

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