「居場所」がなくなる不安がぶり返してきた
自分がやろうと思っていた仕事が他の人が入ってくれることで進むことは全体にとってとてもいいことだ。だけどそんなとき私は「居場所がなくなるのではないか」という不安に陥るのだ。
しばらくの間出てこなかったけど最近また「居場所がなくなるんじゃないか不安」が顔を出しつつある。
仕事の流れが変わってきて、今まで自分が進めていこうと思いつつもなかなか進められていなかったことに新たに専任の人がつくようになった。その人たちがどんどん仕事を進めてくれている。
滞っていたことがどんどん進んでいくことは会社にとってはすごくいいことである。
でも私はついつい自分を責めてしまうのだ。
「なんで私は仕事を進められなかったんだろう?他の人はバリバリ進められるのに…」と。
そこからさらに気持ちは膨らみ
「私の仕事がなくなって行く。居場所がなくなるかもしれない」というネガティヴ思考になる。
卑屈な人間である。(今どきは「自己肯定感低め」といったところだろうか)
このままでは良くないと思い、頭の中を整理するために自問自答してみることにした。
・その仕事は自分がやるべき仕事なのか?→そもそも「やろうと思っていた仕事」というのは本来、他部署の人がするべき仕事だった。
・その仕事を実行に移せなかった私は仕事ができない人なのか?→経験がない仕事をいきなり1人でできる人は世の中の数%しかいない。
なんやかんやとモヤモヤしていたが、
「自分の仕事の功績」よりも大切なのは自分の仕事で誰かの人生を・世界をより良くすること。
という結論に辿り着いた。
居場所がなくなるとか仕事がなくなる・仕事ができないと思う背景には、「仕事で何か功績をあげたい」という思いがあるからかもしれない。もちろん向上心は大切だけれど。
仕事をする上で大切なことを見失うところだった。
私は誰かの役に立つために今の仕事をしているのだ。
世界をちょっとだけでも良くするために仕事しているのだ。
自分の仕事を誰かに自慢するためじゃない。
確かに人より色々と遅いのは認める。
だけど焦っても仕方ない。
ちゃんと結果を出すためにはたとえ人に追い抜かれようとも自分が納得したやり方で仕事すればいい。
自分は仕事ができない人なのではない。
必ず結果を出せる。
前向きになったもんだ。
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