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vol.271 天使梨桜さんの自主企画に・・・。

自分が初めてReal Portrait Nagoyaを見に行ったのが21年だったと思います。
そのとき会場に展示してあった作品でCGなのか?と思うくらい綺麗なモデルさんが一枚飾られていて世の中にはこんな綺麗な女性がいるんだなと思ったのが今回撮影した天使梨桜さんとの出会いです。


天使梨桜さん、初めてそのお名前を読む方は多分「てんし」と読まれると思いますが「あまつか りお」さんと読みます。

今回は東京の天使さんの自主企画に参加することになるのですが、詳細は省きますが本当に偶然が重なって枠を撮ることができました。

初めましての天使さん。
暖色系が良いのか、寒色系の良いのかまだわからないので写真によっては二系統の現像をしてみました。

天使さんはモデルさんとしてプロだなと感じたのは参加されるカメラマンさんが初めての方であれば一度SNSをチェックしてどんな撮影が得意なのか好きなのかチェックされるようです。
そんな天使さんから「どんな写真も撮れるんですね、明るくて可愛い写真が多いけど暗めだったりかっこいい系だったり本当にいろんな写真撮られますよね」とちゃんと見て頂けてるんだなと感じて本当に嬉しく思いました。

鏡を使ったパーツ撮影。
天使さんを撮影したデータをレタッチしてみて感じたのは、レタッチの必要があるのか?というくらい肌が綺麗だということです。

自分も肌レタッチはしますが、過度なレタッチはしません。
それこそ陶器やシルクのような肌レタッチは好まないのです。そこまで行くとモデルさんを撮っているというよりモデルさんを使ってお人形を作っている感覚になりますし、そのモデルさんの生きてきた今までを否定しているように感じるからです。

ただそういう作品やレタッチを否定するつもりもありません。
モデルさんによっては顔のこのホクロは消してほしいとかほうれい線を消してほしいという要望があればちゃんと対応します。

話は逸れましたが、天使さんは自分が好む写真の方向性の中で肌レタッチを行う必要がないと感じるほど綺麗だったのです。
※実際に肌レタッチはしていますが、自分好みに仕上げるプリセットのテクスチャがかかっているくらいです。

遊び心を加えるのって重要だったりする。それが持論な自分は撮影データをティールオレンジで仕上げたりすることもあります。
これは好むモデルさんとそうじゃないモデルさん両極端に分かれますがそれでも遊び心から何かは生まれるはずなので一枚か二枚こういうレタッチをすることがあります。

同じ写真で暖色、寒色ふた通り現像しました。
見ている人はどっちが好みでしょうか。

うーん。
ここまで綺麗なモデルさんだと暖色に振っても、寒色に振ってもどっちも似合うものなんだなと思いますね。
こんなに現像の方向性に迷うモデルさんも珍しいかな。
そう考えると天使さんを撮る際には好きな色味で撮れる上に暖色寒色の得意不得意関係なく撮れるというのはすごいなと感じます。

ピントがやや甘いですがお気に入りの一枚を最後に。

今回、使ったの機材はEOS R5に新しいメモリーカードを装着してCONTAXのPlanar50mmF1.4、Planar85mmF1.4の2本のみで撮影しましたが、スタジオの広さ的に98%は50mmで撮影しています。
そして絞りはF4〜 F5.6で撮影しています。

今回、数年越しに天使さんにお会いできて認識して頂けたと思うので今後はタイミングが合えば撮影をお願いしてみたいなと思います。

では、また。

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