やっていいんですよ、好きに
特に会社の上の人と話すと、
何を、いつまでに、どうやるの?
みたいなことをよく言います。
自分も人に対していうこともあります。
納期が3月末だから、2月末までに、データを全て集めておいて、3月初旬にレポートを書いて、3月中旬に一旦お客さんに見せて、そして最終的に納品する。
みたいに逆算して考えて、ゴールに到達する道筋をきちんと考える。ってことを、やります。
でも、、、
実は私はこれが苦手。
コンサルタントなのに。。。。
やりますよ、やりますけど、、、苦手なんです。
私はもともと研究者だったのもあって、一つのことに没頭してしまいます。。。
だから、スケジュールを逆算してどうこうってことをあまり考えてこなかった。
それでもきちんと形になってきました。論文だって何本も書いてきましたし、博士号だって取ったんです。それにアメリカに研究留学だってしました。
ほとんど逆算してって考えで動いてこなかった。。。
アメリカ留学のためには、博士号が必要で、そのためには、筆頭著者論文が数報必要で、そのためには、こんなデータが必要で、そのためには、こうした実験系が必要で。。。。。
そんなことをこれっぽっちも考えたことはなかったけど、今思い返すとこの道筋になっています。
過去を説明するのには、逆算して考える方法が便利な論理なのだと思います。
対他人用の論理的思考ですね。筋の通った説明(論理的)には、前後の行動に何らかの意味があって、それらがきちんと繋がっていると理解されやすい。
だから共通言語しての論理として、逆算した筋道の方が分かりやすい話し方、となります。そりゃそうなんです、筋が通っているんですから。
でもね、わかっていると思うんです。あなたは。
逆算して道筋をきちんと思い描いていなくたって、今この瞬間にあなたが没頭したり、楽しんだりしながらやっていることは、100%正解だということを。
だれかにそれを説明しようとするから、あなたがあなたを理解できなくなるんです。
まずは、あなたがあなたを受け入れる。
自分がやっていることなんですから、あなたがやると決めてやっていることなんですから、いいんです、それで。
まあ、会社での仕事ではそうは行かないかもしれませんが、あなた自身のことならば、
やりたいことを
やりたいように
やればいいんですよ
だれになんと言われたってね。
そんなことを今日思い至りました。
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