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正解なんてない。無いから挑戦する姿に価値がある

池松さんって知ってます?

僕は知っています。
文字でのやり取り、Zoomでの会話、そして直接会って色々な話をした経験もあるので、僕は池松さんを知っていると言えます。

noteを書いたり、Twitterしたりしていて出合ったのが池松さんで、COMEMO HUBというのをやっていた時に知り合いました(オンラインで)。

実は、以下のnoteを書くように勧めてくれたのも、池松さんですし、下書きへのコメントをくれたもの池松さんでした。

このnoteを書いた背景には、ソーシャルネットワークというスーパーフラットな世界が急遽出現した世界では、会社への帰属意識である忠誠心というものの対極の世界である多様性の世界が主戦場となっていて、見渡す限り広がる大平面に多くの人がひしめきあっている現状があります。自分のことをしっかりと言語化して、プレゼンテーションして、ネットに置いておく。

この行為は、スーパーフラットな世界で必要な自分自身を頼るというある意味覚悟的なものに通じています。私は実名でかつ写真も出して活動しています。実名X顔出しをするだけでもレアな存在だと私は思っています。

自分自身を頼るというのは、ジョブ型雇用と似た考えで、自分の知識・経験・スキルを持ってプロジェクトを遂行するということに他なりません。

そんな大変な時代なんだなと今を嘆くのか、それともそんな時代だから頑張ってみるのか、この選択によってたった1年後の自分を取巻く環境は大分違うものになるだろうと思っています。

ただ、突然そんなことを言われても、というのも理解できます。突然ソーシャルネットワークという大平原に連れていかれて、”さあ、頑張れ!”と言われても、私なら茫然自失というか、ある種の絶望を感じてしまうと思います。

このソーシャルの世界で発信をし始めてからというもの、この孤独感とか絶望とかかそうしたものに取り込まれそうになりながらも、ここまで生き延びているのは何故かということを、私は池松さんと話しました。

というか、個人コンサル的な感じでもあるのですが、そこで私としてはとても救われる一言があって、これは今までの自分の生きてきた道をまさに表す言葉だなと思いました。

正解なんてない。無いから挑戦する姿に価値がある

どの時代においても言えることんですが、勉強やテストならいざ知らず、実社会で正解なんてものは無いに等しい。正解があると信じたいという各自の思いがあるだけとも言えます。

だから、正解がないという前提に立って、自分なりの正解への仮説を立てて、そこのチャレンジしていく姿勢に本当の価値がある。

こんな素敵なことを池松さんは話てくれました。これを聞いて、実はかなり救われた気分になったんですよね、私は。

正解がないという前提であれば、行動や思考というのは全て挑戦になります。挑戦というは、挑み戦うわけですから、その言葉の中には成功と失敗の両方が元来含まれているわけです。失敗するというリスクも込み込みで挑戦する姿は誰かに(全員ではないと思います、100人いたら多くて5人)には何らかの勇気を与えることになると私は思っています。

そして正解がないとうことは、たとえ失敗したとしてもそれをどう解釈するか次第で負の側面以外の側面を見出すことができると思っています。

私が最近、「知っておきたいあの話」というオンラインイベントをしているのは、まだ世の中に無いけど知りたい話ってのが多くあるものの、それに触れる機会が本当に少ないというのが私の原点となっていて、そのために自分を喜ばすためのコンテンツを作ろうというのがこの企画の背骨となっています。

この「知っておきたいあの話」シリーズにも正解がありません。

「どういった人に登壇してもらうのか」と「どうやって参加してくれる方に喜んで貰うか」という2つの課題があると思っていたのですが、池松さんと話していてそこにもう一つ大きなファクターがあって、「私がその話を聞きたいか」という原点を再確認することができました。

現在第三回目はセットアップ中ですが、第四回をする場合は今度は私が全く知らない人に登壇して貰えるように、そうした目で世界を見てみたいなぁと思っています。

そして池松さんにも出て欲しい。私を含めた多くの人がきちんと分かっていない「企画をする」ということの基本のきを伝えて頂けたら、本業の仕事でも役立つフレームワークになりますし、何より自分の中に一本筋が通るような感覚になると思うんです。自信といっても良いのかもしれません。

実のところ舞台がSNSに変わっただけでこれまでとやることは何ら変わらないというのが真実ですが、これからも個人から仕掛けていくという姿勢が大切だと考えています。そのためには全体像を構想する「企画」が大切で、あとは走りながら修正していくというのが基本行動方針となると考えています。

自分は人とつながるのが苦ではないし、社交性があるので新しいことをしている人に話しかけるのも苦ではありません、そしてその人しか持っていない素晴らしい考えやアイデアに触れることが私の活動のモチベーションにもなっているというのが、池松さんとの会話で気付いた私の特性です。

これは話した内容のごく一部で、私に深く刺さった部分だけを書きましたが、実際は今回の話が大きな一本の槍だとすると他に矢が何十本もささっている状態です。。。これから消化しなくてはいけないかなと思いつつも、このまま矢が刺さったまま走ってみるのも良いかなと。それは、いつかどこかで矢がスポンと抜けて、その矢の意味するところが腹落ちする日が来ると思うからです。

一つだけ紹介すると、YouTubeもInstagramもチームで動いているわけですから、「書く」ということチーム戦になるだろう、というのは薄々感じています。WORDSの竹村さんと話しをした時にも同じことを感じました。

そしてチーム戦で書くことの威力をもろに感じたのがリライト金曜トワイライトという企画でした。

個人が書いた恋愛小説を45人がリライトする。そしてそれを見ている多くの人。すごいエキサイティングな瞬間でしたし、自分の可能性も見えただけでなく、出版社や広告代理店といった既存の枠組みの外にいる少数の人たちで大きなことができる可能性を感じた瞬間でもありました。

自分でやること、チームでやること、色々な面を自分に見出しながら活動するという時代を肌で感じている今日この頃です。

池松さんと私の好きなことがが一緒だったので、最後にご紹介して終わります。

『我々の間には、チームプレーなどという都合のよい良い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。』

攻殻機動隊公安9課荒巻課長のセリフより


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