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フォーマーセルフ・ディフェンスフォース。

やぁ、いらっしゃい。今日も元気に始めようか。

今週もお疲れ様だったね。
土曜日だけど、次の月曜日はなんと祝日さ。

三連休で気分も軽く、あと二回お休みが続くよ。
毎日を大切にしていかなきゃね。

よく読む男性。


W氏はXで知り合った男性。

とても物腰柔らかで、博識な雰囲気を感じる。
最初はどの辺りからなんだろう。3ヶ月かそこらになるのかな。

毎日たくさんの新しい人が入り乱れるXの中で、印象に残る存在感をもっていたのがW氏だった。

というのも、ご存知の通り私は毎日note記事を書く。
書いた記事の大半はXにシェアするように気をかけている。

朝の挨拶ポストはまぢで激戦区。
一人二人返事を見落としが出ても仕方ないもの。

ただ記事ポストは別物さ。
リプライも数人いるかどうかのものに見落としもへったくれもない。

そこに毎日、連日で記事を読んでくれた感想を添えてくれる。
特にこのピンクラベル記事。この描写をよく評価してくれた記憶が色濃い。

当時はまさかそのW氏の記事にするなんて、
夢にも思わないもんさ。

御縁は凄いもんだね。全員が御縁の連鎖なんだけど驚くばかり。

アマチュア物書き。


W氏はの仕事は少々特殊、というか今どき風。

・シナリオライティング
・YouTube台本作成

おそらくこれらに留まらず色々とすることはあると思う。
が、大枠でいうならこんな感じと彼は言う。

私の通常記事でも出てきそうな、
いかにも「書きたくなる」癖を刺激するようなお仕事だね。

演者さんがいて、その方々に提供する台本関係。
決して目立たないけど、根幹部分で非常に大切な役割さ。

この世の中のメディア発信はこの「脚本」に大きく比重が置かれている。

演者が撮影をして、編集が入る。
発信される頃には当初の脚本からアレンジが入って少し違うものもある。

クリエイティブはいつだって生き物。
作られた脚本は、演者の手にわたり、編集者の手に渡る。

三者三様の理想や狙いがあったとしても、善しか悪しかを決めるのはいつだって視聴者。シビアな世界さ。

ただ、伝えたいことはそこじゃない。
W氏は詳しくは語らない。

というよりまだその段階ではない。
自己発信、色んな話が積もるほどあるのだろう、今はまだ。

ふと、現れる。


「メンバーシップに参加しました」

ん?タイムラインに表示が。
よく見るとW氏が参加してくれている。

あれ、noteやってたっけ。

という感じでnoteでも交流が始まることになる。
W氏はnoteを新規で作成し、発信を開始していた。

あれだけ読む量の多い人だ。
始めだしたらあっという間に記事量も増えていく。

「あ、超読みやすい」

Xの雰囲気とはまた違って、
「書く」にこだわった構成。

冒頭の脚本の話と同じ。
記事を読むかどうかは読者の裁量。

いかに良いもの、突き詰めたものを送り出しても、
ブラウザバックであえなく撃沈。

そうならない為には、何を知ってもらう?
私は誰で、どんな面白い話が出来る?

計算、というと俗な言い方になる。
考えてはいるだろうけど、人らしい葛藤を含めた記事。

その書き手側の心理を分かりやすく描写する。
「アマチュア物書き」を自称するが、技術はプロのもの。

徐々に場に慣れ、人に慣れ、そして自身の文章に慣れていく。
当初の硬さも払われ、波打つような文章は最下部へと誘う。

W氏のnoteライフはまだまだ始まったばかり。

何故、記事なのか。


W氏は元々記事を書く仕事をしていたかといえば、決してそうではない。
というよりは全く別世界の住人さ。

前職、自衛隊。

自衛隊には各業務はないのか?
といえば現道にはあるそう、日誌とか報告業務。

高校卒業から10年、自衛隊で務める。
日々、腕立て伏せや野営、災害派遣。

日本は災害の多い国なので、
自衛隊の皆さんの仕事は少なくない。

訓練を重ね、上下関係を学び続けた10年。

「自分の書くという能力を
 他でも発揮してみたい!」

その思いは募っていくことになる。
副業も広がっている昨今、記事を書いてみよう。

W氏はそう考える。
が、しかし自衛隊は国家公務員。副業は禁止とされている。

結果、その時は諦めることになる。
自衛隊は土日休み、給与もしっかりしている。
定年退職まで一本で食っていくことも出来る。

「まぁ、それはそれで悪くないか」

と思っていた矢先、
休暇中に友人と会う。そこでW氏は衝撃を受けた。

苦労している、ストレスも溜めている。
それなのに友人は忙しい中に充実感を持っていた。

「考えられないな、そんな人生は…」

と思い、W氏はその場を後にする。
そして、自衛隊としての職務をこなしていく。

ある時、葛藤が走る。
いや、元より感じていた事をはっきり自覚したと言ったほうが正しい。

・失われていた成長欲。
・話せば愚痴に気付いていなかった。
・友人が眩しい。
・出番がない方がいい。

・・・

「俺、何もなくね?」

鍛え上げた筋力、銃の技術。
反面、やせ細ったような心の芯。

文章を書く。
好きだった思いはとてつもなく遠いところにいた。

フォーマーセルフ・ディフェンスフォース。


W氏は自衛隊を退職した。

自分に自身を失っていく。
存在価値を感じなくなる。

時はコロナ禍、退職を決意した周りの言葉。

「浅はかな行動をするな!」
「自衛隊は安定だろ!」
「お前に何が出来る!」

・・・グダグダうるせぇ!
嫌なモンは嫌なんだよ!!

W氏の心には熱い炎が燃え上がる。
転職は苦労した。ただ、望む職種の仕事にも就けた。

10年も、遅れてしまったのか?
10年も、むだにしてしまったのか?

いや、この10年。一度折れた心でさえも価値になる。
世の中そんな人ばかり。

ならばせめて言葉を届けよう。
W氏は日々、業務に加え記事の発信をする。

自身の経験や、尊敬出来る人物の話。
冒頭の読み手手動の緊張感。

言葉にネガティブはない。
心の枷を文字で払うように、洗練された言葉を日々発信。

これからも新たな壁は出る。
それでも、充実した気持ちで乗り越えていく。

そんな姿であれるよう、好きなことで生きていく。
心をあなたに送り届ける。

早くも立派なクリエイターの顔をしているよ。

これから。


今後、文字やメディア等での発信コンテンツの需要は増える。

しっかりした企業となるところも出るだろうし、個人でクライアントを抱えクオリティで勝負していくという者もきっと多く出てくる。

「一芸に秀でる」とまでは言わずとも、人以上にこなせる能力があれば、あとは本人のネームバリューで広がる可能性は高い。

「自衛隊の一隊員」という無名の高給より、
「クリエイターW」というプロフェッショナル。

前途多難、だがそれがいい。
そんなW氏は私の大切な友達さ。
いつだって応援しているよ。

願わくば、これから先も幸せあふれる出会いを。
埋もれし者の光となれ。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ここまで読んでくれてありがとねっ!

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