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お金をかけることでお金が浮く怪しくないタイプの話。

お疲れ様、今日も来てくれてありがとう。

夏休みなので、平日の昼間でもそこいらで遊んだりどこか行ってる子供の集団を見かける。
暑いのに元気なことで。

日々の経過はあっという間、気がついたら夏も終わっているのだろう。

いや、そう考えるのは寂しいからやめとこ。


異様に暑い夏。


暑いよね。毎日エアコン付けるよねこの季節。

今年も強烈な猛暑が続く、室内にいるだけでも汗が止まらない。

外も都市部はコンクリートの反射熱、ビル街に挟まれた熱気。
全身スーツで歩き回る企業戦士達、頭が下がります。

夏らしい気候なので、強烈な暑さはまぁ仕方ない。

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しかしながらこの暑さを一層押し上げているのが主にエアコン。

詳細は省くが、テクノロジーの力を借りて室内を冷やす代わりに外に熱気を排出している仕組み。

それが都市部になると、何百何千では済まない数のエアコンが稼働している。
そりゃ昔とは異質な暑さにもなるってもの。

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設定温度は28度。という環境省推奨の温度がある。
あんまし守ってないと思うけど。微妙に暑いし。

とはいえ、ここを下げてしまうと、外部への排熱も大きくなる。
地球温暖化を予防する意味でも、貢献が出来る。

プロフェッショナルクリーナー。


I氏はハウスクリーニングを事業として行っている。

元々はプータローだったものの、とあるきっかけからエアコン清掃やトイレ掃除、浴室水回りなどの清掃を行う機会があった。

そこから、徐々に事業化していくことで、幅広い顧客を持ちリピートも獲得している。

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業者間のネットワークも構築しており、少々遠方の場合は地場の人間に振る。
集客もここ5年で外部から入るようになってきている為、人脈による紹介に加えご新規さんもなかなかのペースとなっている。

この部隊で組んでいるというのがなかなか凄い。

ある飲食店のエアコンを一斉掃除する話を依頼したことがある。

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大小合わせて6台あるものの、一気に6人同じ時間に集合して分解洗浄も含めて大体1時間ちょっとで清掃を完了させてしまった。

その後、各々の案件を処理しに各車両散っていく。

忙しい事業所としては速やかに対応してくれるのは大助かり。

個人の紹介だと特価で応対。


エアコン清掃を知り合いであれば、1台5000円でやってくれていた。
お掃除機能ナシの機種のみ。もちろん分解洗浄。

こんな金額でやっていけるんですかと聞いたところ、

『いや、それは無理っすね』

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と、I氏は笑う。
まぁ、そりゃそうだろうなと。会社でやってるとこれは厳しい。

とはいえ、条件を一つ加えれば問題ないという。

『こちらの指定する時間に対応させてほしい』

もちろん、候補は沢山あるのでピンポイントでもない。
日曜のピークタイム、しかも今週とかタイトなスケジュールは大体詰まっている。

地域も絞って、各スタッフの予定を見ていくと必ず隙間時間がある。

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その時間を遊ばせるくらいなら、知り合い価格でサービスしておいて口コミや紹介を稼ぐ方に振り切る。という戦略。

シンプルだし理にかなっているのが、隙間の時間に仕事がないとコンビニとかで無駄な浪費も出がちになる。

それらも積もってしまうとまぁまぁな金額な訳。

知り合いのとこに掃除にいくとほぼ確実に何かもらえてしまうというのも、無駄取りにはうってつけ。※缶コーヒーがやたら溜まるらしい。

エアコンは何気に汚れている。


普段気づかない間にもエアコンは徐々に汚れている。

家庭内のセルフクリーニングの場合、大体がフィルターを抜き取って洗浄するくらいのもの。

素人がエアコンを分解してまで掃除をするかと言うと、ちょっと難儀だよね。

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実際、高圧噴射で汚れを取っていく機材なんて家にないのが普通だし、下手したら部屋中水だらけ。

最近でこそ、エアコン清掃を頼む人が増えてきたらしいがそれでもまだまだマーケットは広くあるらしい。

よく考えたらそりゃそうか。
何もエアコンだけじゃないし、冒頭でもトイレや風呂、水回り、キッチン、レンジフード等々、いくらでも掃除ポイントはある。

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それにエアコンも一家に一台なんてレベルでもない。

汚れたエアコンだと、効きも悪くなるため本来より過剰に低い温度で運転してしまいがち。

そうなると、当然電力も上がるため光熱費が一気に上がる。
エアコンの負担だってあるだろうし、長い目で見れば定期的な清掃はコスパにも繋がるという話。電気代上がってるし尚更よね。

アナログな業界。


I氏もそうだが、まだまだ大手含めて管理がアナログな状況だ。

人が行って、作業を行う。完全に物理特化のお仕事だしリアルに忙しいだろうから、現場のIT化が遅れるのも仕方ない。

基本的に今の季節はピーク(少し過ぎてるがまだまだ忙しい)な為、動き回っているが、時期によっては閑散期もある。

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その為、定期作業として企業や店舗、ビルなどの依頼も格安とはいえ、大事な収入源。

特にパチンコ屋などは昼から夜まで空いているので、閉店後の一気作業で何十店舗も回る機会があるらしい。

みんなが寝ている時間も担当を割り振って仕事をしている人がいるんだなと、改めて気付かされ感謝の気持ちになる。パチンコは行かんが。

どうあれ、各車両の予定管理は電話やメールに頼らず、クラウド化を進める必要が確実にある。

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リピート追客としても、公式LINEなどお客さんが使い慣れたUIを実装することで確実に収益も増やすことが出来る。

そこが踏み込みそうで後回しになりがちな業界。

一人でやってる人の効率化は進んでいるだけに、フリーランス勢にも付け入る隙が多分にある。

使えるものはどんどん使っていこう。

これから。


地道に地道にながらも、手堅いビジネスだなぁと思わされる。

プータロー上がりでも業として、15年以上やっていると相当な件数をやっているのは間違いない。

色んな人と繋がれる仕事は、色んな人に紹介も出来る。
I氏はこれからも飄々と仕事をこなしていくんだろう。

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そういえば、最近エアコンが異様に寒い気がする。
そんな時は一度設定温度を見てみると良いかもしれない。

清掃後の効きと、放ってくる匂いの差はなかなかのものだ。
隣り合った部屋で両方エアコン使っているのが一台でカバー出来るならそれに越したこともない。

サーキュレーションなどで、循環するのもグッドかもしれないね。

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ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
いつも来てくれることの感謝を禁じえない今日この頃。

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それでは、また。

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