Flutterを学ぶ上で今まで参考にしてきた書籍・Webサイトをよかった点・まあまあな点・活用の仕方などを紹介していきます。

Flutter参考書籍

書籍は私が購入した順で紹介していきます。
なお、発行日については現時点（2021年11月末）でのものなので買おうと思った人は別途発行日をチェックしてほしい。
個人的にはFlutterに限らず参考書を買うときは新しいものをなるべく買うようにしています。

1．Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門

著者：掌田　津耶乃
発行所：株式会社　秀和システム
発行日：2018年9月17日
サイズ：B5変　412ページ
定価：￥3000＋税

所感：
　まずFlutterを始めたい人におすすめ！（よく考えたらFlutter以外にも掌田さんの参考書を結構買っている自分がいる）
　開発環境構築の話・プロジェクトの基本構成の話・基本的なウィジェット・フィルやデータベースのアクセス　について書いてあり、最後には実際にサンプルのアプリを作る章もあるのでこれで初心者は大丈夫。
　特に開発環境の構築でつまずく人も意外といる（例に漏れず私も）が、この参考書では他の参考書よりもかなり丁寧に説明されている。

2．現場で使える　Flutter開発入門

著者：澤 良弘、 上村　隆弘、 村岡 直人、 多田 幸一
発行所：株式会社マイナビ出版
発行日：2021年8月24日
サイズ：B5変　384ページ
定価：￥3630＋税

所感：
　なるほど、現場で使えるとはそういうことか。
　この参考書はかなり中級・上級者向けかなと感じた。「Flutterに慣れてきてそろそろ初心者脱するか...」みたいに考えている人にもいいかも。
　少し凝ったウィジェット・レイアウトの話をしていたり、ローカライズやリファクタリング、CI/CDなどの話をしているので、アプリを本格的に作っている人におすすめしたい本です。
　また、Flutterで使用される言語Dartについての説明（アップデートで追加されたNull Safetyの説明もあり）やFlutter Webについての説明もあって、このあたりは初心者でも学習しておきたいところ。
　総じて、現場向き！（タイトル通り）

3．基礎から学ぶ Flutter

著者：石井 幸次
発行所：株式会社C&R研究所
発行日：2021年1月6日
サイズ：A5判　464ページ
定価：￥3680＋税

所感：
　開発環境の構築・プロジェクトの作成方法、プログラム言語Dartの文法、ウィジェットや画面遷移の説明、ライブラリやアーキテクチャ、テスト、パフォーマンスの話など多岐に渡った説明がある。
　初心者から中級者くらいまで通用するような話が出てきて、幅広い人にお勧めできると私は思っています。

参考書まとめ

　1．Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門
初心者におすすめ！説明が丁寧で分かりやすい。
ただし本の発行日が現時点では少し古くなっているため、Flutter側のアップデートにより変更になった部分があることに注意。

　2．現場で使える　Flutter開発入門
中級・上級者向け！Flutterに慣れてきた・アプリのリリースを考えている・仕事で使うことになりそう（使っている）という人におすすめ。
初心者には解読が厳しい部分もあるが、現時点で発行日は3冊の中で最新。

　3．基礎から学ぶ Flutter
初心者～中級・上級者といった幅広い人におすすめ。様々な情報が載っていて個人的にはこれが好き。現時点発行日もそこまで古くない。
そしてA5判サイズなので持ち運びしやすい！


　ここまで参考書を紹介してきてなんですが、私は参考書は基本、『暇なときに眺める』というスタンスで読んでいます。寝る前、電車の中、PC開くのが面倒くさいときなどにインプット作業として技術を収集している感じですね。
開発しているときは「どうせPC使ってるならググるし...」というのもありますが、ネットのほうが情報量は多いですしね。

Flutter参考Webサイト

1．Flutter公式ドキュメント

ドキュメントは見とけ、何も言わずにこれを見ろ。以上

2．DartPad

プログラム言語「Dart」を環境構築なしでWeb上で記述できるサイト。
全てのライブラリパッケージを利用できるかは分からないので自分で試してみるのみ。

3．Flutterで始めるアプリ開発

Flutterとはという説明から、Flutterの環境構築、そしてウィジェットを使ってみたり実際にアプリを作ってみたりと、とても見やすい説明とソースコードも載せてあるのでおすすめ。

4．Youtube

4-1．Flutter公式チャンネル
4-2．Flutter Map
Flutterのウィジェットなどの説明を2分程度で説明してくれていたりする。
英語で話しているが日本語字幕を付けられるのでそれを見て、「こんなのもあるのかー」と見ています。

Flutterの参考Webサイトまとめ

Webサイトをまとめてみました。これらは、とりあえずFlutter始めてみたという人やFlutterの技術をインプットしていきたいという人におすすめしています。
何が言いたいかというと、開発中にバグなどが発生して困ったときに見た方がいいWebサイトではないということです。もちろん見てみてもいいんですが...
そういう困ったことがあったら、QiitaやnoteやStack OverFlowに行って調べましょうということです。他にも個人ブログ出している人がいたり、最近ではLINEのオープンチャットやTwitter、SlackでもFlutter界隈は賑わっているので積極的にそこで知識を広げると良いと思います。

それでは皆さん、良いFlutter生活を。。。