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「運は、準備ができた者にしか来ない」

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昨日、ニュートリノの話しをしましたので、
今日は続きの話をします。
(またか、と言わずにお付き合いください!)

ニュートリノと言えば、
2002年にノーベル物理学賞を受賞した
小柴 昌俊(こしば まさとし)先生ですよね。
(2020年に94歳で死去されました)
(ご冥福をお祈りいたします)

村山先生は、講座でたびたび
小柴先生の話をされます。

それは、小柴先生のノーベル賞は
「運が良かった!」という話し。

昨日のオンライン講座でも
「強運」という表現でお話し
されていました。

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なぜ「強運」と言われるのか…。
それは、小柴先生が
ニュートリノを捕捉(ほそく:つかまえること)
できたのが、タイミング的
あまりにもラッキーだったからです。


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観測装置カミオカンデは稼働したあと
しばらくはノイズがひどく、
まだ観測できる状態ではなかった。

調整がやっと終わって、
観測準備が整ったのが1月で、

その一か月後の
1987年2月23日ニュートリノ捕捉。

さらに、その一か月後に
小柴先生定年で退官が決まっていた。

つまり、ニュートリノを捕捉できる
期間は二か月しかなかった!
そして、その間に、幸運にも
ニュートリノがやってきた!

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おぉ、なんという偶然。
そんな素晴らしい偶然がおこるもの
なんですね!

このとき検出されたニュートリノは
15万年以上前に、大マゼラン星雲で起こった
超新星爆発で放出されたものだったので、
本当に「そんなことがあるの?」と思う
タイミングの良さです。

それで、ノーベル賞受賞ですから
本当にラッキーと言いたくもなります。

でも、この後の小柴先生の言葉が
素晴らしいのです。

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小柴先生は、「運が良い」と言われることを
すごく怒っていたといいます。
(優しく、厳しい方だったそうなので
怒るの意味も、怒りではないと思います)

「運は、準備ができた者にしか来ない」
とのこと。
(このままの言葉でおっしゃっられたのかは不明です)

最大限の努力をして準備を進めていたから
あの日、ニュートリノを捉えることができたのだ。

そうゆうことだと思います。

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確かに、定年まで二か月。
皆さんはどうですか?
周りを見回すと…
定年半年前くらいから、
すでに定年モードの人
いませんか?^^;

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定年まで二か月であっても
ノイズの除去に全力をつくした。

普通だったら、
この数か月の間にニュートリノなんて
くるわけないし。
と思いがちかと思います。
(私だけでしょうか?)

でも、定年のその日まで全力でやる。
そうゆう気持ちがあったから
ニュートリノを捉えることができた。

そう主張する小柴先生
まったく素晴らしい方だと思います。

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「運は、準備ができた者にしか来ない」


日々、ぼーっと過ごしていたのでは
やってきた「運」をつかまえることは
できない。

「運」が来た時に、
キャッチできるように
日々準備をする。
それが大事なんだな…
と自分に言い聞かせました。

皆さんも、日々準備を
積み重ねていると思います。

準備を積み重ねることで、
「運」がきたときに
それをつかまえることができる。
そうゆうことなんですね。

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そして、
こんな話を、いつも楽しそうに話す
村山先生!またいつか、お話しがきける
機会を楽しみにしています。

ありがとうございました。


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