俳句 牡丹寺
鶯の近し山寺巡るバス
明日は明日牡丹開く今日の良き
白牡丹人の穢れを吸うて白
牡丹の花は 4月末の「牡丹華」(ぼたんはなさく)の日を待たず もう終わりかけていました。
山が深くなるにつれ 雨催い 雨にまた花が傷むでしょうか。
牡丹は栽培方法で、冬に咲かせたりして寒牡丹という季語もあるくらいです。華やかな大輪は人の心を惹きつけるのでしょう。
紅い系統や黄色い花が多く 白は少ないようです。雨に打たれて咲く白は 殊更目を惹き 花盛りを過ぎた雨の牡丹寺は ひっそりとして時間を忘れてしまいそうです。
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