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俳句  春暁

   春暁の月やたまゆら叶うこと

   街灯の音なく消える春暁や

 
 春に三日の晴れなしとか 日中の激しい雨の後 さぁーっと晴れ 夜遅く洗われたような月がでていました。 昔話の「月夜の明るい晩でした」の月のようでありました。煌々と朝まで辺りを照らしていました。狸や狐の恩返しのお話はこういう時に生まれたに違いありません。
 月の傾く西は暗く 東は明るく映えて 得も言われぬ春暁です。昨日は一日気持の良い晴れでした。
 今日はまた昼過ぎから雨 今もざあざあと冷たい雨風です。


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