短歌 二心
偉業への献身虚しふたごころ
人間という悲しき者よ
哲学は悪も善だと説くけれど
消えない凝り抱えたままで
一人の人間の身に起きた 同時進行の善行と悪行という出来事を消化できずにいます。
説明できないことが起きるのが人生かもしれませんが。生きているのは もうそれだけで、毎日 別誂えのトラップの上を歩くようなものかもしれません。それにしても と、堂々巡りの自問自答が続いています。
偉業も続いています。新しい献身を得て。
偉業も仕事 献身も 仕事でした。
結局 どのような仕事であれ 自分の仕事に価値と尊厳を与え続けるのは自分自身だということでしょうか。
考えもせず ただがむしゃらに目の前
の仕事をこなすばかりであった自分を
恥入るばかり。
生きていくのは 容易ではないことだけは確かです。 祈るのみです
写真は 楠 大山祇神社の御神木
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