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短歌  日の色

    眩しくて閉じる瞼の日の色へ
        昨日のグレーの溶けて忘れる 

    花束の白の含みし色あいに
        日々の濃淡知らされている   


  光の三原色は 混ざれば白くなり
  色の三原色は 混ざれば黒くなる
  色の名前も 和の色と洋の色で変わります。
  色図鑑を眺めていると 日本の伝統色は全て     
 に紗がかかり柔らかく 洋色は透明感がありく
 っきりしてみえます。
  色は人の感情を表すことも
 まっさら からは 白 が連想され
 モヤモヤからは  グレーが連想され
 色の名前は 和も洋も 美しく 飽きません。
 今なら   桜色  薄桜(和)
    ベビーピンク オーキッドミスト(洋)
 興味深いのは 色は 対応しないのです。
 似た色はあっても同じ色はありません。
 人と同じです。感動します。
 

  


      

 
 


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