【鳥人間】交流方法②交流会

2017年鳥人間コンテスト出場『Project Liberte』代表ククルクルルです。
匿名性なんてまるでないので、そろそろアカウントを本名にしようかなと考え始めてきました。

前回は作業場見学について書きました。
今回は鳥人間交流会について書いていこうと思います。
この交流会の名称ですが、年代によって変わったりするのでちょっとややこしいです。
執筆時の2019年2月時点では『HPA交流会』になっています。
HPAとは『Human Powered Aircraft』の接頭語で、人力飛行機を意味します。
なので鳥人間関係のTwitterアカウント(団体・個人共に)なんかはよくみるとHPAが入っていることが少なくなかったりします。

この交流会は年に2回開催され、春の交流会・秋の交流会などと呼ばれており、全国の鳥人間チームが一斉に集います。学生だけでなく社会人チームの参加や元鳥人間のOBの個人参加も可能です。なお参加は強制では無いので、不参加のチームも毎年あります。
開催時期は前者が2月下旬から3月上旬あたり。後者が、9月から10月あたりです。
開催場所は担当となった大学で行われ、交流会当日の次回の開催場所・担当を決定します。

2019年春は大阪大学さんで開催されるようです。
次回開催の決定の仕方は過去を漁れば様々ありますが、近年では主に立候補があればそこで決定し、立候補が複数あれば投票だったりじゃんけんなどで決定します。
逆に立候補がなければ各チームの代表同士で負け残りのじゃんけんをし、最後まで残ったチームが次回の担当となります。勿論チームによっては開催が難しいところもあるので、第二候補、第三候補を用意したり臨機応変にやっています。

2019年春では、交流会後の懇親会でのビンゴ大会の景品のひとつとして交流会開催権を入れるそうです。過去にもビンゴ大会の景品となった回があり不評だったと記憶しているので少し心配ではありますが、その時々によってやり方は変わりますので静観します。
OBチームや社会人チーム、過去2年以内に交流会を開催したチームの人が交流会開催権を引いた場合は、景品なしとなり開催権は差し戻しとなるそうです。

交流会の流れ

午前中に全体交流会を行い、お昼休憩を挟んで午後から班別交流会。夕方から懇親会という流れが主流です。

〈全体交流会〉
大人数が集まることのできるスペースに参加者全員が集まり、講演をききます。
講演は毎年大体3名で、出身問わず希望者がスライドを用意し、好きなテーマについての講演を行います。
1人あたりの講演時間は質疑応答含めて15〜20分くらいだったと思います。
すいませんここらへんあんまりよく覚えていないです。

〈昼休憩〉
基本的に各自でお弁当を持参します。開催校によっては食堂のご飯を食べることができることがあります。
また開催回によっては物販スペースを用意してくださることがあり、事前に申請をした希望チームが自チームのグッズを販売したりする時もあります。

〈班別交流会〉
学生チームなんかは特に、機体の部位毎に製作担当者を割り当てているチームが多く、例えば翼を作る担当の人は『翼班』、コクピット担当の人は『コクピ班』などに分けられることが多いです。

そういった担当が近い人たちを教室などのスペースに集め、より深い話や情報交換をするのが班別交流会です。
各班毎に別々の教室に分けられることが多いので『部屋分け』と呼ばれます。この部屋分けは各回微妙に異なるのですが、大体
・代表部屋
・パイロット部屋
・コクピ部屋
・翼部屋
・接合部屋
・滑空部屋
・駆動部屋
・プロペラ部屋
あたりに分けられます。忘れているのもあるかもしれません。先に謝ります。ごめんなさい。

開催回や各部屋によって変わるとは思いますが、大体最初にまとめて自己紹介をして、そのあとは自由行動になり、個別にエンカウントした人や気が合った人ともう一度はじめましてをしてから自由に会話をして親睦を深めます。
部屋の行き来も可能です。

交流会に限らず、鳥人間には各自で名刺を用意し、名刺交換をする文化があります。名刺には、①チーム名、②担当、③名前、④Twitterアカウント などが記載される場合が多いです。フォーマットは各自自由なので、先のは全て書かないといけないとかそんなことはありません。

沢山の人と会うことは大事ですし、推奨していることではありますが、同時に密度も濃くしないと、後で名刺を見返した時に「この人誰だっけ?」となりかねず効果が薄くなります。そこらへんのバランスも大事です。
有名OBとなると、沢山の人に囲まれる人もおり、一度会っただけでは顔と名前が一致されない場合があります。ちょっと凹みますがそんなもんだと思って気にしないでください。OBはOBで全員を覚えられないことを気にしている人もいたりします。

余談ですが、名刺を忘れた時に、キットカットのパーティパックの個包装ひとつひとつになんか書けるスペースがあったのでそこにマッキーで名前を書いて配ったら好評でした。なお、中身を食べたら捨てられる運命にあるので、キットカットの人はどこの誰だったのか大抵は忘れられます。

僕は代表部屋に行くことが多かったのですが、代表部屋では
・新入生の勧誘方法
・女子部員の勧誘方法
・チームの運営方法
・モチベーションの上げ方
・支援の受け方
・普段の愚痴
・テストフライトの方法
・文化祭でなにをやっているか
・鳥コン本番のことについて
あたりの会話が多かったと記憶しています。
他思い出したら追加していきます。
また、以上に関しての私見は気が向いたら別記事で書きます。

あと桶川のホンダエアポートでテストフライトをする人力飛行機チームの人たちで集まってなんか話しています。
ホンダエアポートに関しては、使用日などを取りまとめているチームがあったはずなので、そこら辺の手続きの確認などだと思います。

〈懇親会〉
懇親会は不参加などもOKです。
懇親会参加者は食堂などの広いスペースに集まり、立食でご飯を食べながら近くの人と親睦を深めます。
お酒なども出ていましたが、そこら辺は年々厳しくなっているので、開催回によってはアルコール無しとかもあったかもしれません。
食べ盛りの学生がたくさんいるので、ご飯系はあっという間になくなります。なので、躊躇せずに食べてから会話に切り替えるのが良いです。

ある程度時間が過ぎてからはビンゴ大会が始まります。受付の時にもらったビンゴカードで参加します。ビンゴした人からクジを引き、景品を貰います。勿論当たりハズレはあり、その時の流行りのゲーム機が大当たりになる場合が多い印象です。
ディズニーのペアチケットや、キムワイプ、養生テープ、銀本と呼ばれる飛行機設計の本、あたりは毎回のように景品として出てきます。
余談ですが、ククルクルルは過去に8回くらい参加してノービンゴです。悲しくなります。

ビンゴが終わったあたりで大体お開きになります。そこからは、気の合う人たちで2次会をやったりしています。予めTwitterで二次会参加メンバーを募集していたりもします。思い切って飛び込んでみるのも良いかもしれません。

最後に

今回は交流の方法というよりも交流会の説明になってしまいました。
コミュ障気味の僕がいうのもアレですが、折角全国から集まっているのですから、交流会へは可能な限り参加するのが良いと思います。遠方で参加するのが厳しいという人もいますから絶対とは言えないのは確かではありますが。
また、参加した場合は色んな人に積極的に話しかけていくと良いと思います。OBはOB同士で固まってコミュ障やってる場合が多いので、発見して話しかけると喜ばれますし、色々教えてもらえます。1人見つければ複数のOBがいる場合が多いので複数の人からのアドバイスも期待ができます。是非探してみてください。そしてOBは参加したなら逃げないでください。

蛇足で締めたところで今回はこの辺で。

-空想具現-
Project Liberte
代表 ククルクルル

ククルクルルTwitter @kurukukukururu
Project Liberte Twitter @liberte20140111

noteでのホットサンドメーカーを使用した調理関係や、youtubeでの動画製作関連に使用したいと考えております。特に動画の方では過去作品のバックアップ用のHDDが定期的に必要となりその費用で活動費が制限されているのが現状で、サポートにより活動の場を広げられたらと考えています。