最初は声が好きだなと思った。
そのあとは可愛い、優しい、純粋、素直、面白い、真面目って思った。

初めてあったとき、かわいい子だなってやっぱり思った、駅前のファミマで　商品が別のところにあるとなおしちゃうっていってた。ミスタードーナツの店舗に来るのが初めてで、ナタデココかタピオカが入ったドリンクを一緒に飲んだね。

お笑いライブみたいねって言って　でもちょっと高いなあっていいながら肉吸い食べて、美味しかったね。GUで買ったかわいいカービィの服がすごく似合ってた。
コーラのデザインのポーチとバケハ買ったね

ドンキでいちごのお酒買って、ホテルに着いてからあっという間に時間が過ぎて　アロエのアイスが食べたくて何軒もまわったね。
あれおいしかったなあ

一度しか一緒の夏を過ごしてないのに何年も一緒にいたみたいだな。花火も海もBBQも、夏らしいことはあんまりできてないはずなのに
暑い夏の日に一緒にサイゼリアに行ったこととか、バス停でキスしたこととか　そんなことを思い出す。

いつかの話が、いまのはなしになってしまった。
本当はもっと早くに手放すべきだったのに、
終わり方がわからなくて、上手なお別れができなかった。
上手なお別れなんてないのかな

もしもをいまだにずっと考えてしまうんだよ

君の大丈夫が大丈夫じゃなかったことを、なんでもっと早く気付けなかったんだろう

他の人の言葉とか、世間とか普通をきにせずに
君の言葉を聞いて考えればよかった、わたしたち2人が納得すれば　考えれば　それだけでよかったはずなのにね。

数年前の私なら、いてもたってもいられなくて
明日のこととか、仕事とか自分がどう他人に見られるかを考えずに行動できていたと思う。
ただわたしも歳を重ねて、明日の仕事とか、体力とかそんなことばかりを気にしてしまって、頭だけがぐるぐると動いたまま身動き取れなくなってしまった気がする。
これが大人になるってことなの？

涙の数だけ強くなるんじゃなかったっけ、だんだん弱くなってしまってる気がするよ

　わたしは自分で自分のことをコントロールできるようになって、優しいひとで、かわいいひとでずっといたい
自分が好きな自分でいたい
もしもまた会えたら　ちゃんと顔を見てお別れができたら　その日までに綺麗な私でいたいよ
すこしだけ、宝物の中をのぞいて　落ち着いたり癒されたり、たのしいきもちになっていいかなあ
それもだめかなあ。

笑った顔，おおきな目とながいまつげ、ぷっくり唇　くるくるの髪の毛　かわいい前歯　抱き締めるとむぎゅって効果音が出そうなくらい強くぎゅってしてくれるとこ、バイト頑張ってるところ
なんでも楽しんでやるところ　否定的にならないところ　慰めてくれるとこ　物知りなところ
家族思いなところ　ギターが上手なところ

じっとみつめてくる時の目、照れるとちょっと下を向くところ、がつがつしないところ　いつも私のこと褒めてくれるところ　音楽の話をたのしそうにはなしてくれるところ　わたしより大きな手、店員さんに優しいところ　

ちょっと考えただけですきだなってきもちでいっぱいになる。一緒にいて楽で楽しくて　しあわせだったな、いっぱいイライラしたり怒ったり嫌なことしてごめんね。

結局最後もくれなかったっていわれたとき、本当に悲しかったよ。言葉にするほど嘘みたいになるけど愛してたよ　他のどんな男の子たちよりも優しくて、美しくて素敵だったよ。きれいじゃなかったのはわたしだった。今までありがとう。

君に教えてもらった曲、贈ってくれたプレイリスト、もらったプレゼント、これからも大事にするね。

夢が覚めてもちゃんと生活していくよ

思い出すのは泣いて目が腫れた不細工なわたしじゃなくて、メイクが上手くいった日のかわいいわたしを思い出してね。

かわいいわたしの天使へ