おおもり🍎

格闘技と服飾を愛する情報系院生です

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最近の記事

#Oomoriの本棚 中島らも「恋は底ぢから」①

「恋をするとね,なんだろう,具合悪くなる」 これは高校の時に聞いていたラジオで僕の敬愛するセカオワボーカルFukaseさんが言っていた言葉である.僕も所謂「メンヘラ」というやつなので,これはすごくわかる,というと彼女に怒られるかもしれないが,とにかく恋をすると結構気分が沈んでしまうことが多い.あと手が震えたりする. 恋をしている段階ではそれはここでないどこかに向かう意志であるので,苦しいのは当たり前なんであるが,何か研究だったり制作だったりとは違う苦しさがある.信念を持っ

    • #Oomoriの本棚 湊かなえ「母性」

      人と機械のインタフェースの研究をしているくらいには人間が好きで,人の人生について聞くのが好きなのだけど,そういえば小説も好きだったことを思い出して久々に読んでみたので雑感を記していく. この「母性」という小説は主に2人の語り手で構成されていて,「母親の愛に囚われた母親」と「母に愛されたい娘」がそれぞれの視点から人生を手記として振り返っていくというものだった. 解説にもあったが,これは双方が「信頼できない語り手」であるという技法で書かれている.大体が母→娘の順で同じ出来事に

      • クリエイター喫煙者多くね?から考える脳みそのコンディショニング

        ということでnote始めました.大森です. 今回はクリエイターになぜ喫煙者が多いのか(自分の観測範囲で)と知的創作のための脳みそのコンディショニングについてざっくばらんに考えたととをつらつらと書いていこうと思います.カンマピリオド族なのは最近某申請書を書いているからです. 事の発端は,最近クリエイター(主にメディアアート関連)の人が集まる飲み会に行ってきたことです.そこでの喫煙率が明らかに高く,普段の大学院関連の集まりでは体験できないくらいのニコチンと一酸化炭素の濃度を感

        • オンライン国際会議に参加してみての所感

          この記事はmast advent calendar 2020の3日目の記事です。 前日の記事はやまのさんの「25年生きた感想(仮)」でした。 mast3年生の大森です。滅茶苦茶書くの遅れました。申し訳ありません。 今回は2020.10.26-28にオンライン開催されたThe 22nd International ACM SIGACCESS Conference on Computers and Accessibility (ASSETS'20)にポスター発表で参加した際

        #Oomoriの本棚 中島らも「恋は底ぢから」①