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舌痛症とアロエ その2

私は粘膜が荒れるタイプの口内炎にかかっており、それを舌痛症と呼んでいる。舌が口内炎を起こしていることを意識して、コストも副作用の心配も少なく、簡単に続けられるような口内炎対策を色々地道にやってきた。そのうちの一つにアロエベラジュース摂取がある。

以前noteに書いたように、一時期イソジンガーグルを連用したあとドライマウスがでたので、何となく甲状腺が弱っているような気がしていたことから、アロエが甲状腺にいいとの情報を聞きつけて、アロエベラジュースを飲み始めた。

アロエベラジュース

アロエは甲状腺だけでなく、口内炎、歯肉炎、ヘルペス、扁平苔癬を治したという実験結果もあるので、口腔粘膜にポジティブな作用がありそうだ。


ただ、アロエといえば一般的には粘膜というよりも、美肌効果で有名だ。私は、約一年半の闘病生活の中で、美肌に良いこと=口内炎に良いこと=舌痛症に良いことと考えるに至っている。


そこで、アロエがお肌に良いという論文はないか、検索してみた。以下に、アロエヨーグルトで有名な森永乳業が発表した2019年の論文を紹介したい。成人女性64名へアロエステロール40μg含有のドリンクヨーグルトを1日1本、約3か月摂取させるダブルブラインド試験について書かれている。

アロエステロール含有食品を摂取していた人は、摂取4週目から接種前に比べて有意に皮膚水分量が増加し、プラセボ群に対しても有意に高値を示すことが確認された。

アロエベラ由来植物ステロールの新規保険機能研究とその応用


上に引用した水分量だけでなく、バリア機能や弾力性についての指標も有意に改善を示していたようだ。

さて、論文にあるアロエステロール1日の摂取量40μgを摂取するには、どのくらいのアロエベラジュースを飲めば良いのだろう?ネットを色々調べ、計算してみたところ、アロエベラを300gくらい摂取すれば良いようだ(計算ミスってなければ)。


アロエベラ300g=アロエベラジュース300mlとは単純計算できないだろうけど・・・私は現在、1日100mlのアロエベラジュースを飲んでいるので、もう少し増やしてみようかなぁ。増やしすぎて逆に調子悪くなっても困るし、ちょっとお高いから、1日200mlくらいかな。


ところで、私は以前、美肌効果を期待して、アロエベラジェルを顔に塗ってみたことがある。残念ながら、敏感肌なので1週間くらいでブツブツが出て撃沈した。敏感肌な私でも、アロエベラジュースのように経口摂取なら特に問題も起こらず飲めているのでありがたい。

これまで4か月、アロエベラジュースを飲み続けている。まぁお肌は調子いいけど、劇的な美肌効果までは感じていない。舌痛症の方も、劇的な変化はないけど、多少改善していっている感じかな。それでも、肌活が舌痛症対策につながるなら、辛い舌痛症との付き合いの中に楽しみが見つけられそうだ。

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