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舌痛症とコラーゲン

私は粘膜が荒れるタイプの口内炎にかかっており、それを舌痛症と呼んでいる。舌が口内炎を起こしていることを意識して、コストも副作用の心配も少なく、簡単に続けられるような口内炎対策を色々地道にやってきた。その一環として、前回のnoteで「グミサプリ マルチビタミン」をご紹介した。

UHA味覚糖 グミサプリ マルチビタミン30日分

先週の土日から、「グミサプリ マルチビタミン」を舌の違和感が増すおやつと夕食後に1つずつ、1日合計2つ食べている。噛まないで30分くらい口の中で転がすことで、口の中がトリートメントされて荒れた粘膜がうるおう感じがする。口の中のグミが消えた後も、しばらくは口の中の違和感は大人しくなる。

驚くべきことに、ここ1週間で特に、口の中の「苦み」がほとんど消失した。今まで、口内炎対策としてビタミンのサプリメントをカプセルや錠剤で摂取したこともあったが、ここまでの違いは感じられなかった。

もしかして、グミサプリで調子よくなっているのは、ビタミンだけでなくコラーゲンの影響も大きいのかもしれない。お肌のコラーゲンパックみたいな感じで、グミで舌をコラーゲントリートメントできているって感じなのかも?(笑)


これまで私は、美肌にいいことは口内炎・舌痛症にいいことと理解し、ハトムギやアロエなどを食生活に取り入れてきた。コラーゲンが美肌にいいなんて世間一般の常識すぎて見過ごしていたけれど、今、身をもって(口腔粘膜をもって)良さを実感している。


改めて、そもそもコラーゲンとは何なのかからお勉強してみることにした。

コラーゲンは動物特有のタンパク質で、主に皮膚や骨などの結合組織に存在しています。
(中略)
コラーゲンの主な効能には、「肌に潤いや弾力を与える」「丈夫な骨を形成する」「関節の働きをよくする」「丈夫な腱や筋肉をつくる」の4つがあります。

大正製薬 インナーケアコラム


肌、骨、関節、筋肉、どれも美容健康にとても大切な要素だけれど、体内コラーゲン量は年齢とともに減少する傾向にあるのだそう。そこで、ただ、体内のコラーゲンを増やしたいからとコラーゲンをたくさん食べても、消化過程で分解されてアミノ酸になってから再合成されるので、そう簡単には増やせないようだ。


そんな中、口の中の粘膜はコラーゲンを効率よく吸収してくれるとの面白い記事を見つけた。

コラーゲン、ヒアルロン酸を体内に吸収するためにどのようなアプローチがあるのでしょうか。考えられるのは、粘膜を通した吸収法です。
(中略)
口の中の粘膜は吸収効率が高いという事実は、口腔にかかわる人たちの間では周知の事実です。粘膜から吸収されたものは、肝臓で代謝される経路を通らずに体に行き渡りますし、実際に舌の下に置いてゆっくりと溶かして用いる錠剤である「舌下錠」はそのような特性を生かしてつくられた薬です。

口腔粘膜 | ファルマクリエ神戸

感覚がビンカンな口腔粘膜が荒れているからこそ辛い舌痛症だけれど、ここに書かれていることが本当なら、コラーゲンを効率よく吸収できて楽になるのも口腔粘膜だってことだよね。


さらに上記サイトでは、現在は化粧品や食品でコラーゲンの分子量を小さくして吸収効率を上げることを狙った商品が販売されているが、実は高分子の方が体内で使われやすいとも書かれている。


グミのように固まるものは高分子コラーゲンなので、弱った粘膜にちょうど使われやすいコラーゲンがダイレクトに吸収されるということになる。


「グミサプリ マルチビタミン」を食べるのは、口腔粘膜の状態を改善するっていうのが一番の目的ではあるけれど、同時に肌活できるのはうれしい。女子にとって、肌活ってテンション上がるよね。

※追記
2か月近くグミサプリを食べ続け、一定の改善はあったが、2か月くらいしたらグミサプリを食べると逆に口内炎ができるようになってしまった。コラーゲンアレルギーというのもあるようなので、念のため中止しておいた。

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