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舌痛症を忘れる

私は2022年に、口腔カンジダ症による激痛の舌痛症にかかり、感染の治癒後も舌と上あごの粘膜が荒れている。医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎(カタル性口内炎)などの診断をもらった。


2022~2023年は、舌痛症にかかったことで、人と会うこと、旅行、転職など、やりたいことを「今じゃない」と考えて無理して自分からやらない時期だった。症状がきついから決して楽じゃないんだけど、色んな決断や行動を免れるモラトリアム期間として前向きにのんびりしていた。


2024年になり、私の舌痛症は完璧を求めないならば、治ったと言ってもいい。気持ち悪いと感じる時は、舌の感覚をあえて感じ取りに行っているときで、舌が動いている。口角を上げて、舌の力を抜いて動かさないようにし、何か行動していれば、忘れていられる。舌痛症の最後は「微笑み」で乗り切ろうと思う。


舌痛症の原因には感染、粘膜の荒れ、意識の向け方、脳の誤作動などいろいろあるが、最終段階は「忘れる」ことで治ると思っている。今まさに、私はその段階に来たと思う。


このnoteは、私の舌痛症闘病記としてリアルタイムに経過を記録してきた。「忘れる」ことが課題の今、このnoteを書き続けると「意識を向ける」ことになってしまい、両立することは難しい。というわけで、これまで週1ペースで更新してきたこのnoteは、更新ペースを落とそうと思う。どのくらいにするかは未定だ。


このnoteはリアルタイムで書いてきたので、あとから振り返ったら、あまり役に立たない情報が混ざってしまっている。舌痛症は、患者側からの情報発信が少ないと思うので、お仲間の方々に役立ちそうな情報だけをピックアップしてアメブロで更新している。そちらはもうしばらく続けるつもりだ。


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