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舌痛症とマウスピース

私は粘膜が荒れるタイプの口内炎にかかっており、それを舌痛症と呼んでいる。舌が口内炎を起こしていることを意識して、コストも副作用の心配も少なく、簡単に続けられるような口内炎対策を色々地道にやってきた。

先日、歯ぎしりで鋭くなってしまった歯を滑らかにしてもらったついでに、かかりつけの歯科医院でナイトガードというマウスピースを作ってもらった。マウスピースをかぶせると歯のエッジがなくなり、ツルツルになるので、舌への刺激が減ってとても楽になる。舌の端っこ部分の刺激を減らすのにはとてもいいと思う。


就寝時だけ装着する予定だったが、いまだにフルリモートワークの仕事なので、人と話すときと、食後ハミガキが終わるまで以外は、家ではマウスピースを装着しっぱなしになっている。ナイトガードは日中の食いしばり対策として一日中、装着するケースもあるようなので、不潔にならないようにだけ気を付ければ、たぶん大丈夫だと思う。

ナイトガードを装着して2週間がたった昨日は、3か月ぶりに子供の学校のPTAの集まりへ行ってきた。同じ部屋で同じ人たちの話を聞いていると、舌痛症の状態や感じ方を比べやすい。3か月前の状態と比べてちょっと舌の状態が良くなった実感があった。

ただ欲を言えば、舌を上あごに付けた時の刺激や変な味は健在なので、歯だけでなく総入れ歯みたいに上あごもガードできるようなマウスピースがあったら試してみたい。かかりつけの歯科医師にも相談してみたけど、そういうマウスピースは作れないと断られてしまった。

ただ、口腔外科などでは作れるかもしれないとのことで、近所の大きい病院の口腔外科への紹介状を書いてもらった。でも、新しい病院で症状をイチから説明するのって面倒だよね。普通の病気でさえ面倒なのに、舌痛症は症状を理解してもらえないことが多いし、性格の良い医師に巡り合えるかもわからないし。

上あごをカバーできるようなマウスピースも欲しいけど、口腔外科への予約の予約電話を入れるかをまだ迷っている。

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