四柱推命でメンタルダウンを防ぐ方法!木の五行が弱くて火の五行が強いタイプの開運策とは?
こんにちは、くるみです✨
今回は、四柱推命鑑定を続けるなかでわかってきたことについてシェアします。
内容は、メンタルダウン(メンタルブレイク)の症状で苦しんでいる方に共通している命式について。
メンタルダウン(メンタルブレイク)とは、うつ病の可能性につながる心の病気です。
一日中気分が落ち込んでいる
何をしても楽しめない
眠れない
食欲がない
疲れやすい 他
もし、このような精神症状や身体症状が顕れて、日常生活に大きな支障をきたしている方はうつ病の可能性があるのです。
心の病気にも、体の病気と同じように「兆候」が見られます。
もちろん、ご本人や周りの方が「メンタルダウンの兆候」に気づくことができるのが理想的です。
でも、自分がうつ病にかかっていることを認めることはなかなか難しいもの。
心のどこかで「自分はうつ病になんてならないだろう」と考えてしまう方が多いのが実状です。
そのため、症状がかなり進行するまで気づかないことも珍しくないといわれています。
そんなときに参考になるのが、四柱推命で命式で作成した五行バランスチャートです。
生年月日と出生時間に詰まった情報から、メンタルンダウンになりやすいタイプがわかる、ということです✨
これは活かしたいですよね…✨
実鑑定を通してメンタルダウンになりやすい命式のタイプがわかってきたので、数回にわたって書いてみます。
このまま読み進めていってくださいね✨
メンタルンダウンになりやすい命式とは?
メンタルダウンになりやすい傾向がある命式とは、日主の木の五行が弱くて、火の五行の強いタイプです。
ちなみに日主とは、日柱の十干のこと。
Kさんさんの五行バランスチャートを例に説明してゆきましょう。
Kさんの五行バランスチャートを見ると、日主が木の五行が弱くて、火の五行の強いタイプであることがわかります。
日主が【甲】あるいは【乙】で、火の五行が突出している命式は、日主が【甲】であれば燃え上がる樹木を表し、日主が【乙】であれば燃え上がる草花を表します。
命式のイメージは、樹木や草花は焼け焦げて乾燥し、生命力を失っている状態です。
実際Kさんは、うつ病にかかって勤め先を早期定年退職する経験をお持ちでした。
Kさんのような《比劫・食傷突出タイプ》は、情熱的でつねに向上心あふれ、パワフルな人。
何事にも自分から積極的に行動し、物事に対するこだわりも人一倍強く、負けず嫌い。
気性の激しさもあり、何事にも妥協ができないタイプですが、じつはとてもセンシティブな性質もお持ちです。
このセンシティブな星が【食傷】で、日主が木の五行の方の場合、火の五行にあたります。
火の五行の強い五行バランスの命式を持っている方と関わりが強くなったり、命運(大運や年運)で火の五行の干支が巡ってきたときに、自分を示す樹木・草花が燃え尽きないように注意が必要になるということなんです。
しかし、四柱推命鑑定の有益な点は、ちゃんと処方箋を立てられることにあります!
ここが四柱推命のすばらしいところ。
日主が木の五行が弱くて、火の五行の強いタイプが燃え尽き症候群にならないようにするための対策について、お話を進めてゆきますね✨
木の五行が弱くて火の五行の強いタイプの開運策とは?
ご覧のような 日主が木の五行が弱くて火の五行の強いタイプが「燃え尽き症候群にならないようにするための処方箋」は、水の五行を補いながら、同時に木の五行を補うという方法です。
強すぎる火の五行を弱めるために、真っ先に水の五行を補う、というアイデアが浮かぶかもしれません。
しかし、火の五行と水の五行の扱い方には注意が必要です。
理由は、水火激冲の憂いにつながってしまうから。
したがってこの場合は、水の五行を補いながら、同時に木の五行【甲】も補うという方法を取ります。
ちなみに、木の五行だけを補う方法も厳禁です。
理由は、木の五行が火の五行の燃料となって、かえって火を強めてしまうことになるためです。
この記事では、浅野太志先生の『四柱推命の景色』350ページを参照してお話ししているので、お持ちの方は本を開いてみてくださいね。
日主:乙で火が強いにゅーさんの開運行動とは?
日主の木の五行が弱くて火の五行の強いタイプがメンタルダウンになりやすい件について解説するツイートをしたら、にゅーさんからこのような返信をいただきました。
火の五行が強い命式をお持ちのにゅーさんは、黒やグレーの服を愛用しているとのこと。
ツイッターのアイコンもブラック系で「なるほど!」と思いました!
知らず知らずのうちに日主を助ける行動を取っていたことも、にゅーさんとのやりとりでわかりました。
四柱推命鑑定をお届けしていると、ご自分の「用神の五行」、つまり「命式を良い状態にするために必要な五行」を知らなくても、自然とその五行をいろいろなかたちで取り入れている方が思いのほか多いんです。
すごいなぁと感じることがたびたびあります✨
前段でご紹介したKさんも、現在、3つの開運行動を実践されているんですよ✨
参考になるのでご紹介しますね。
Kさんが実践中の3つの開運行動とは、次のような内容です。
本を執筆する(Kindle本を出版予定)
水出しコーヒーを嗜む
朝活をする
本の執筆や読書、水出しコーヒーを嗜む。この二つは、水の五行【印星】にあたる開運行動です。
そして、朝活は木の五行【比劫】にあたる開運行動ですね。
理由は、寅の刻・卯の刻・辰の刻が木の五行の時間帯だから。
寅の刻:3:00〜4:59
卯の刻:5:00〜6:59
辰の刻:7:00〜8:59
鑑定のアドバイスを受けてKさんは、毎日4時台に起きて水出しコーヒーを嗜みながらの執筆をルーティンにされています。
先日「メンタルが不調になった」とのツイートが心配になりましたが、すぐに復活されたようでホッとしました。
①自分の命式を良い状態に導く考え方を理解して、②ルーティンとして習慣にする
この2点を押さえていることが重要で、とりわけ ①の「用神の活かし方の理屈を理解する」。これが大切だと思っています。
四柱推命鑑定は、実生活に活かしてこそ! これが私くるみのモットーです。
メンタルダウンになりやすい傾向がある命式をお持ちのKさんの実践方法は、かなり参考になると思いご紹介しました。
心の病気は、なかなか自分では気づけないものです。
メンタルダウンの兆候をチェックするリストも掲載するので、なんとなくメンタルの調子が気になる方は参考にしてみてください。
いつもは身なりをきちんとしている人がだんだん乱れた服装になってきた
遅刻をしない人が遅刻するようになった
業務上ミスが多くなる
ぼんやりしていることが多い
急に太ったり痩せたりする
ちょっとしたことですぐに感情的になる
独り言が増える
他人の視線をやたらと気にする
独りになりたがる 他
ちなみに、このチェックリストの大半は【食傷】の星が影響が悪い作用として出たものであることが、四柱推命の通変五種 (比劫・食傷・財・官・印) の意味を知っているとわかります。
このような点からも、四柱推命で自分の命式の特徴を理解することは、とっても有意義なことだと考えています。
なので、「四柱推命講座のような専門用語」や「そう解釈する理由の説明や具体的な提案を取り入れた 四柱推命鑑定」を、ご相談者様との対話を大切にしながらお届けしています。
お悩みにトコトン寄り添って、課題をどう解決するか…ここが四柱推命鑑定の真骨頂だと考えているためです。
ご興味のある方は、ぜひご相談くださいね✨
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読者対象の「オンライン勉強会」も開催しています。
お読みくださりありがとうございました。
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