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さつまいも仕事

さつまいもの季節がやってきました!

今年は紅はるか、ふくむらさき、安納の3種類を25本ずつ。5月の中旬に植えて、6月にも植えたかったけど、苗の入手に失敗して、去年より少なめになってしまった。

この畑を始めて1年目、ことごとく野菜が出来ず、さつまいもも例の如く、小さい物が少量だった。それなのに、人から頂いた大きなさつまいもと食べ比べてみると、甘くてきめが細かくて美味しかった。この畑の土に合ってる作物だなぁと感じている。2年目から量を年々と増やして、昨年、販売や幼稚園の焼き芋会で食べて頂くことが出来た。

今シーズン、畑の目標にしていたのが、マルシェ出展と収穫体験。それが管理作業で精一杯で手がまわらず、やっと秋になって、さつまいもでチャンスが巡ってきた!

地元の公民館祭りで、サイズ感や来客層、雰囲気も良い感じで、子供たちもお手伝いで楽しめたようだ。

畑の作物は殆ど終わってしまって、用意できたのが、
・さつまいも
・ピーマン
・ニラ
・生落花生
・ハーブと唐辛子のキッキンスワッグ
・ホーリーバジルのバスソルト
と、少なかったのだけど、それぞれに興味のあるお客さんが来てくれて、お話しするのが、本当に面白かった。

ピーマンの詰め放題が人気だったので、子供達の案で途中からさつまいもにも詰め放題を取り入れたり、計り売りにしたのは、海外のスパーマーケットやマルシェのイメージで品数は少なかったのだけど、沢山必要な人と少量だけ欲しい人とやっぱり個人個人違ったのでこのやり方は良かった。

さつまいもを作ってるってお話も何人かしていってくれて、困るほどすごく大きいのが出来てしまった。というのと、植えま蔓が枯れてしまったと自分も経験した事のあるお話をしていた。
私がやってみているのは、土づくりの堆肥は入れるがさつまいもには元肥は入れない。葉の成長具合を見て、追肥をしていく方法。これは、蔓ボケにならず、困るほど大きなさつまいもの防止にもつながると思う。
蔓苗を枯らさず植えるには、買ってきた蔓を数日水につけておくと白い根がでてくる。その間に天気予報をよくみて、曇りや雨の4日ぐらい続く時に植える。灌水施設がないので、水やりの労力を抑えられる。これは地主さん伝授の植えた蔓の上に浅い溝を作り刻んだ藁をおいて、風で飛んでしまうので少し土をかけて、水をあげる。地上部の蔓が枯れてしまっても、中では根付いて新芽が出てくる事もある。
今年の3種の中では、やはり安納が途中で数本枯れてしまったが、あとは大体根付いてくれた。

クルミも落ち始めたので、さつまいもと落花生掘りの収穫体験を企画している。この地域では幼稚園や小学校の授業でもやっている所が殆どなので、ニーズがあるか分からないけど、子供達とのお芋掘りは、楽しんでくれて、こっちも本当に楽しくなるから、おすすめできる。

天日干しの紅はるかと安納芋。
天気がよければ2日ぐらいで丁度いい。今年もこれを子供達が干してるはじからむしゃむしゃと食べて、大きくなって、上から見下ろされるようになってきてしまったのは、ちょっぴりと寂しくてとても嬉しい事。お芋さんに感謝。

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