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こんなのあるよ|SAL2023

SALという、クロスステッチの文化がありまして。

Stitch-A-Longの略称。大きなクロスステッチ図案が部分的に公開され、その公開を追いかけながら、長い時間をかけて作品を完成させるプロジェクト。


SALは大きな図案が多いんですけど、少しずつ公開されることがペースメーカーになるから意外とやりやすいと思います。なので大きい作品に初挑戦のかたにもおすすめ◎
気がついたら高ーい山の頂上にいることでしょう。
1月から公開される図案が多いので、このタイミングでまとめていきます。おおむね自分用メモですが。


まだ間に合う!2023年の気になるSAL




◆Linen and Threads / Fox and Rabbit


こちらは完成形のわからない、ほんとのミステリーSAL。
2024年1月1日まで無料配布です。
わたしは2021年に参加しました。あの青い作品です。

タイトル:Royal Gardens
図案サイズ:334 × 360 カウント
  ということは、14ct.(55目)だったら、約 60 × 65 cm

▶︎Instagramで検索してみて
  ハッシュタグ:#FoxAndRabbitMysterySamplerSAL2023


◆Jacob de Graaf


日本の刺繍雑誌「ステッチイデー」でも2年間ミステリーSAL連載をされていました。今年もあるのかな?
ご本人のECで有料配布しているSALはミステリーではなくて、完成形が公開されています。

タイトル:「REACHING SKYWARD」
図案サイズ:251 × 382 カウント
  ということは、14ct.(55目)だったら、約 45 × 70 cm

▶︎Instagramで検索してみて
  ハッシュタグ:#MFESAL2023


◆Stitching Book Club


ECで有料配布。図案は先に公開されるけれど、完成するまで何色になるかはわからない、というちょっと"特殊なミステリー"SALです。

どこかの地点(基本的には自分のいるところ)の毎日の気温を刺繍で記録していきます。
たとえば今日の気温が30〜35℃だったら赤、25〜30℃だったらオレンジ、、、10〜15℃だったら水色、みたいに色を変えてステッチ。
だから、南国だったら全体に赤っぽく、寒い地域は青っぽく、北半球と南半球だったら四季が真逆になったりするんじゃないかな。

こういう気温を塗り分けるようなクロスステッチは以前からあって、気になっていました。

我こそは特殊な気象環境に住んでいるぞ…!という人が参加してくれたらおもしろくなりそうだなーと。(でも自分でいろんな地点をやってみれば良いんじゃないかと気づいちゃったんですけどね)

Instagram:@stitchingbookclub
タイトル:掲載なし
できあがりサイズ:14ct.(55目)で、8 × 10 インチ(約 20 × 25 cm)
  ということは、図案サイズは 110 × 137 カウントぐらい?

▶︎Instagramで検索してみて
  ハッシュタグ:#temperaturesal




こんなところでしょうか。もしかしたら「ステッチイデー」のSALが春号からはじまるかもしれませんね。そうなったら追記します。

追記するのをすっかり忘れていました、、
ステッチイデーvol.39〜41で連載がありました◎

追記

◆SALのはじめかた

大体どれもやり方は同じ。
図案のカウント数(タテヨコのマス目の数)を見て、
それが刺繍できるサイズの布を用意し、
色の指定があればその色、なければ好きな色の刺繍糸を用意し、
下準備をして刺繍をはじめます!
パートが完成したら、ハッシュタグをつけてSNSにシェア。
SNSで完成していくのを見るのも楽しいですよ◎
それではまた。

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