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敦煌デジタルライブラリー

今回は日本に伝来したルーツとしての歴史を探訪してみたい。


敦煌バーチャルツアー

テンセントは、QQとwechatという中国国内のプラットフォームを持っている。とくにQQでは、Google PlayでまだリリースされていないAndroidアプリにアクセスできるので情報が比較的速かった。
これは、今年の4月だが、試してみた。

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ブラウザで開くことができるが、Google Chromeでは動作が重いので、途中からSafariにしたところやや動作はスムーズになった。

円形のQRコードは、菊の花をモチーフにしており、wechatでスキャンする。

公開形式:WeChatミニプログラム
の部分になる。
QRコード自体はデンソーが作っているが、このように円形の放射状にすることで、画像が認識しやすくなる。
WeChatはミニプログラムも含めて、特許にしそうな感じはある。普段のチャットのタブを切り替えると世界遺産が開けるという形になる。

パソコンのブラウザで見た場合

マウスで視点を移動する様子。

これはキーボードを十字キーのように活用して建物の中に入る様子。

文字は金色だとやや読みにくいが、Google翻訳を使ってみると

「晋末二年間の未亡人アロンファン」

P.3257
中国法の歴史における重要な文書は現在フランス国立図書館に所蔵されている。

これは我が国に保存されている民事訴訟の完全なファイルとしては最古のものであり、土地の取得、賃貸、売買、農地に対する税金と地役権は、貴義軍の経済史を研究する上で非常に価値があり、また我が国の法律史と公文書史の中でも独特のものである。この文書には、五朝時代の敦煌の一般市民の物語が記録されており、古代の土地所有権訴訟に関する完全な事例が示されています。

スマートフォンで見た場合

スマートフォンの場合

円形のQRコードには花の模様と彫刻が彫ってあるが、wechatアプリですぐに読み取れるようだ。

スマートフォンの場合、十字キーでなくタッチパネルなので操作しやすいように感じた。

ズームなどもタッチパネルの方が多少やりやすく、音声案内も入っていた。
スマートフォンは3Dビューに特化していると思う、ただビジュアルだけでなく、背景にある文献に詳しければ、より探索はし易いかもしれない。

画像データをリストととして保存してみる

とりあえず、壁画にある動物をモチーフにしたものをお気に入りに保存すると以下のような表リストが得られた。

原文
梅花鹿与虎:这是楞伽经变中的鹿与虎,动态、神情互有呼应,不乏生动。梅花鹿用厚重的赭、白二色画成,装饰意味较浓。

和訳
ニホンジカとトラ:ランカヴァタラ経典に登場するシカとトラで、動きや表情が響き合い、生々しさには事欠きません。 ニホンジカは濃い黄土色と白で描かれており、装飾的な意味が強いです。

表紙の画像:
敦煌 莫高窟
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A6%E7%85%8C%E5%B8%82#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Dunhuang_Mogao_Ku_2013.12.31_12-30-18.jpg

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