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手仕事


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前回のnoteで思い出した 美大の話⑤

メインの実習とは別に3回生からの選択実習を決めるために1、2回生ではいろいろな事を学ぶ。

そのひとつが織(おり)。

この授業の課題はとにかく手間がかかる。

ある課題…

手順

①まずふわふわの綿の塊を渡されて、それで糸を紡ぐ。

②木枠と棒を組み合わせてミニ機織り機みたいな物を作る。

③デザインの図面を描く。

④買ってきた数色の毛糸を②の機織り機にセッティング(縦糸)。

自分で紡いだ①の糸を横糸にして、縦糸の間をデザイン通りになるように通し、クシでぎゅうぎゅうと目を詰める…それをひたすら繰り返し最終的に20×30〜40センチの作品を仕上げた。

器具も糸も作るところからの機織り

その作品は四半世紀以上経った今も大切に持ってる。

それがこれ!


白が紡いだ糸
太さのムラも味…
作品1
作品2
今も好きな色合い
これ作るのに何日かかったか…
下の作品は真ん中あたりだけが
紡いだ糸を使用
端の毛糸が経年劣化か束になってる


大変だったけど、こうやって形で残ってるのは嬉しい♪


過去の美大の話↓


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