見出し画像

丸い写真


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雨あがりの葉っぱ touit50mmf2.8
文の最後にも写真あり。

  
美大時代の話②

「円の中に植物をモノクロで描く」
という課題が出た事があった。

四角い紙に描くのと同じように丸の中に収まりのいいよう構図を考えた。私が描いた花はドクダミで、最低評価のマイナスCではなかったけれどまぁ平凡…。

1番の成績をとった人の作品はたんぽぽの綿毛で丸い枠を平面ではなく立体的に捉えていた。花がそこに咲いてるかのような奥行きのある素晴らしい作品で忘れられない。

この課題、何でわざわざ丸の中に?
と思ったけれど、彼女の作品を見て出題の意図が理解できた気がした。こういう事の積み重ねが今となっては写真の構図に役立ってる気がする。

丸い写真、SNSなどのプロフィール画像は丸く切り取られるけどプリントの写真はほぼ四角。
以前行ったアマチュアの写真展で円形の額装のものがあった。珍しいので覚えている。

その額に入れるために撮ったのかどうかはわからないけど、きっと写真が先であとから円形の額を選ばれたのかなと思う。

絵を描く時のように先に枠の形を決めて円の中に入れるための写真を撮るっていうのも面白いのかも?
いつかやってみたい気もする。

円の中に入れるために撮った写真ではありませんが、見出し画像と同じものを丸に。
丸い水滴の重なりと玉ボケ
丸い額に入れたら面白いかな?
touit50mmf2.8