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夏競馬を終えて

2023年夏競馬を振り返って

 2023年夏競馬も無事に終わりましてさて久しぶりにブログを更新でもしようかなと思っていたところホームページ(wordpress)で不具合があり、一切の更新が出来なくなりました。復旧の仕方も書いていましたが専門分野ではなく、書いてあることやるべきことが分からず新しいものを始めてしまえ、と2年ぶりにnoteを書いています。やはり何か話す相手がいないとき、不特定多数の人の目に晒されるリスクはありますが、ものを書いて自分の気持ちを整理するのがメンタルの安定のためにはいいのかなと感じています。

 函館、札幌、福島、新潟、中京、小倉と素敵な競馬場ばかりでしたね。6月はかなり絶好調でした。ひたすら3歳馬を狙いまくり、単勝5-9倍台を堅実に当て続ける。看護師を2人くらい雇えるくらいの稼ぎを生み出せましたし、クソ高い住民税の支払いにも充てることが出来ました。荻野極君ありがとうございました。戸崎圭太君ちゃんと秋以降に返してくださいね。いろいろなレースがありましたが最も印象に残っているのは、一切ありません。なんか家族も帰省してしまいましたし1人でダラダラレースを観ているだけ、なんの張り合いもない日々が続いていましたね。気がついたら秋。転勤してきて半年が経ちますが本当にあっという間でした。

 夏競馬では8月が絶不調、だいぶお金もなくなりました。それでも頑張れているのは家族のおかげ…とすればいいのですがそうもいかず。なにも考えたくないのでひたすら仕事を入れて考えないようにしているからですね。この3連休もしっかりと労働カナロアする予定です。

求めすぎないこと

 どうしても馬券でも人間関係でもそうですが求めると人生はうまくいかないのかなと思うことが増えるようになりました。例えば馬券では差してほしいとか、逃げてほしいとか思うときに限って差してはくれないし、逃げてはくれないなと。馬券で勝つときはその馬しか見えなくなるし、それは求めているのではなく一種の諦めに似たものかもしれません。あまり考えないで買った馬券の方がよく当たるというのもあります。人間関係も似ていて「もっと愛されたい」とか「もっと好かれたい」と思っているときはきっと満たされません。でも「好き」というのは言わないと伝わらないと思うし、昔はメールでしたがいまはラインですか?そういった返信が来ないとかで判断するようになるとなかなか生きづらいくらいに連絡が取りやすくなったことの、デメリットではないですが、いい意味での「不自由さ」というのが本当に大切なものなんだなと思います。

 うまくいっている夫婦はどんな感じなのか凄く興味がありますし聞いてみたい話もたくさんあります。もともとかなり馬が好きだった人間で、土日レースを基準に行動を決めていた人間が予測のできないものと生活して、かつ「愛されたい」というのは単純にわがままなのかもしれません。じゃあ自分は相手を愛しているのか、愛していないかとはっきりと答えを出せませんし、子どもがいるから、頑張ってここまで築いてきたものを崩す勇気も持てないのもあるでしょう。でもきっと何かを始めるときは何かを崩さないと行けなくてそのジレンマのなかに3ヶ月もいると頭はおかしくなります。そしてお酒に頼って、昨日もスペースで話をしましたが全く覚えてなく、風呂あがったら洗濯物が干されていて「あ、酔いながら干したんだ」と洗濯物で「生」を感じるような経験もあります。これからも働き続ければいいのかもしれませんね。

やはり原動力は競走馬

 先日社台スタリオンステーションに見学に行ってきました。キズナ、コントレイル、レイデオロ、キタサンブラック、エフフォーリア、目の前で見ることが出来て非常に嬉しかったです。キズナとレイデオロは馬体も全くタイプが違うなと感じましたし、ナダルは筋肉がありすぎて正直引きました。その後シルクのウォータースケイプの見学に行きましたが、僕を見るなり暴れてしまいすぐ馬房に戻してもらいました。久しぶりに「死ぬ」かと思いました。560kgの馬体でしたが太さはなく張りも合って、動きも良いようで今年中にデビュー出来ればまた楽しみが1つ増えます。NF早来は1頭だけだったのでもう3頭くらい出資しないとやっぱり見学が物足りないなと。2024年はシルクのみで2-3頭くらいは欲しいですね。いずれも5口ずつですが。

 そこから社台1歳馬スアデラ22を見学しました。ナダル産駒は緩いと評判ですし馬乗りの方もやっぱり緩いと言っているので不安でいっぱいでした。でも実際見てお話を聞くと芝もダートも行けそう、歩きも柔らかいし、賢い馬で調教もたくさん積めそうと言ってもらえて高揚して車を運転しました。ここから順調に成長してほしいです。ナダル産駒は腹からトモにかけてS字を描きやすい、と教わりまして、そうでない馬の方が走りそうとのことでしたからナダル産駒は今後もそこに注目していきたいです。

 レイデオロ産駒のアナスタシアブルー22は今回は見学できませんでしたがNFもレイデオロ産駒はかなり力を入れているとのこと。スワ―ヴリチャード産駒よりもレイデオロ産駒に期待しているとのことで、東京開催が始まればもっと勝ち上がるのではないかと言っていました。9/1のレポートも良かったですし移動も早くその中でも早いグループにいるとのことでしたから、しっかりと成長してほしいものです。

 今週はモレイラ騎手でレッドプロフェシーが出ます。なんとか勝ってもらって多分厳しいですしコースも合わないですがチャンピオンズカップに出られるくらいまで行ってほしいです。東サラはこの馬で最後ですから…。いままでありがとう東サラ君。

 しっかりと労働しながら競馬で息抜きをし、家族を養いながら少しでも幸せを見つけて求めすぎない、メンタルミニマリストで明日からも頑張りたいと思います。では、おやすみなさい。

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