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テレビCMで伝えたいこと

今月から、パナソニックグループの地球環境問題への様々な取り組みを30秒CMとしてテレビで放映していくことになりました。初回のコンテンツは、私が昨年12月にドバイで開催されたCOP28(第28回気候変動枠組条約締約国会議)に参加🔗した際に収録したものです。

当社グループには様々な事業があり、事業会社制への移行とともに商品・商材の宣伝についてはそれぞれの事業会社で工夫を凝らして進めています。一方、グループとして今、多くの方に知っていただきたいこと、ご関心を持っていただきたいことは、グループ全体の地球環境問題への取り組みです。
 
当社グループの掲げる環境ビジョン ”Panasonic GREEN IMPACT” 🔗には、「パナソニックの事業を通じて地球環境に、社会に、ポジティブな “インパクト” を与え、それを実際に “アクト” していく」という願いが込められています。

スタッフから「Panasonic GREEN IMPACTの様々な取り組みをシリーズCMとして制作して・・・」という提案を受けたとき、「よっしゃ、それやろ!」と応じたのですが、「1回目は楠見さんをドバイで撮影させてください」と言われたときは、思わず「え~っ? 俺がテレビCM出演って、そんなガラやないやろ!」と最初は拒んでしまいました。
 
しかし、「いや、こういうことはトップ自らが腹を括って、自社が取り組んでいることを伝えることにこそ意味があります」と進言され、「確かに、それはその通りやね」ということで初めてのCM撮影に挑んだ次第。

COP28への参加は、経済産業省主催のセミナーへの登壇🔗が目的でした。登壇を引き受けたのは、地球環境問題、とりわけ気候変動問題に関するパリ協定の「目標2℃、努力目標1.5℃」の達成には、当社グループの取り組みのみならず、また、各社の自社の温室効果ガス排出削減のみならず、他の組織の排出削減に積極的に貢献することに全業界を挙げて取り組まずして成し得ないということを世界共通の理解にする必要があると考えているからです。つまり、様々な企業が、その強みを活かして、温暖化を食い止めるイノベーションを引き起こし、それを事業として展開・加速することが不可欠だと考えるのです。

スタッフから「カメラの前で、そのことをそのまま喋ってください」と言われ、ドバイではカメラの前でいろんなことを話しました。到底30秒CMに収まらないので、「どうせ発信するなら・・・」と、YouTube上のこちらの動画として収録・公開してもらいました。

ドバイでCOP28に参加して、(そういう場であるからということもあるでしょうが)改めて世界の皆さんの危機感の大きさと、そこに立ち向かう熱量の高さを実感しました。私は、この問題は、日本でもより多くの人が仕事の上のみならず、日常生活においても意識していく必要があると考えています。当社のみならず、より多くの方が、子どもたち、孫たち、さらにその次の世代に思いを寄せ、地球環境問題を意識いただければ、一人ひとりの ”アクト” は小さくても、その積み重ねが地球環境問題解決に向けた大きな力になると確信しています。

今後放映される一連のテレビCMやそれに付随するWeb動画は、単に当社の活動を知っていただくということだけでなく、そういうことをご理解いただきたいという思いを込めて制作しています。noteで私の記事をお読みいただいている皆さんには、その意図をお知りいただいた上でご覧いただければ幸甚です。


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