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「何にでも合わせやすい」が苦手~マルジェラReplicaスニーカーとの出会い

11月も末というのにまだ家の中では半袖着てます、どうもおはこんばんにちは。
重ね着出来るから寒い季節が好きな方も多いかと存じますが、わたくし普通に寒がりなので寒い日もちらほら出て来た昨今、今の気候が長く続いてほしいと願う服好きの片隅にも置けないヤツですがなにか
地球のためには日本はちゃんと四季がある方がいいんですけどね。

靴を4足手放したので枠ができた

<手放した靴>
1足目:Sergio Rossi エナメルパンプス ブラック
2足目:Golden Goose ショートブーツ キャメル
3足目:PREMIATA ヒールサンダル グレー
4足目:BRACCINI パンプス ブラック

<購入した靴>
1足目:TOD′S 5㎝ヒールローファー ブルー×ブラウン
2足目:空き
3足目:空き
4足目:空き

とにかく靴が好きなので、靴ばっかり購入している気がするんですが自分の中でスニーカーやツッカケ(←言い方よ)含め30足までと決めております。
ここ数年MAX状態なので何か手放したらやっと購入出来る。
先日4足手放したので新入りを許されたんですうれぴーまん。

購入したTOD’Sは他の記事で語れれば。
5㎝ヒールのローファーorレースアップは最強ってご存じでしょうかって記事でお会いしましょう。

スニーカーが苦手

何度か書いておりますが、わたくしスニーカーが苦手。
最たる理由は、スニーカーを混ぜるとおそらく自分にまったく備わっていない色っぽさや艶やかさがマイナスになるような気がしていて、それはどうしても避けたいゆえ。
デニムを好まないのも同じ理由。
もっとも、スニーカーだろうがデニムだろうが着こなし次第でいくらでも色っぽく出来るだろうよってのはここでは置いといて。

ハイテクスニーカーなぞもってのほか。
あれをどうやったら手持ちの洋服と合わせられるのか分からず、、意外なアイテム同士の組み合わせを考えるのが好きなわたくし、、自信喪失。

また、「特技:靴擦れしても長距離歩ける」なので靴に履き心地はほぼ求めていない。
1日2万歩とか歩く日でもadidasのスタンスミスがあれば十分すぎるって思っているタイプの人間です。
スタンスミスはスニーカーとしての履き心地はさほどよろしくないと聞いた折には大変驚愕でございました。

マルジェラ/レプリカスニーカーとの出会い

先ほどの<手放した靴>をよくご覧ください。
今回私が手放したのは、パンプスとブーツ。
スニーカーではございません。
ええそうなんです、私の手元にまだスタンスミスはあるのです。

ではなぜ今回スニーカーに興味を持ったのか。

ひょんなことから友人に、タナカユニバーサルのジャーマントレーナーとマルタンマルジェラの話を聞き「ええ話や~」と感動。

つまり、スニーカーが欲しい!ではなく、ジャーマントレーナー秘話に心を打たれたクスコ。
日本企業に対するマルタンマルジェラ氏のリスペクトと気概に心打たれたのです。
そう思ったらすぐマルジェラのジャーマントレーナーを調査しまくるのがいつものサガですが、とはいえ買うということにはならない。
だって私の手元にはスタンスミスが…以下略。

ええ話↓↓

メゾンマルジェラの創設者「マルタン・マルジェラ」がジャーマントレーナーと出会ったのは、パリ展覧会。

日本の靴メーカー『タナカユニバーサル』が復刻・出品していたジャーマントレーナーを気に入ったのだそうです。

当時、マルジェラはタナカユニバーサルにジャーマントレーナーの生産を発注しようとしたのですが、タナカユニバーサル側が「自由に作っていいですよ」と回答。

感銘を受けたマルジェラは、自身のブランドから発信するジャーマントレーナーを「レプリカ」と呼ぶことでタナカユニバーサルへのリスペクトを表し、それが現在まで続いているということです。

https://www.shoe-collection.jp/media/germantrainer/

つまり、ジャーマントレーナーではなく「レプリカスニーカー」になるんですね。
マルジェラでは。
※でもここではジャーマントレーナーと呼んだり呼ばなかったりラジバンダリ

出会いの時はすぐやってきました。
わたくし、マルジェラは20年以上お世話になっているブティックかアウトレットか海外サイトでしか買ったことがなく、お馴染みブティックはジャーマントレーナーの取り扱いがない。
そして、たま〜に行く百貨店にマルジェラが入っていたことをまったく知らなかったんですが、友人に付き添い「THE ROW」に行ったついでにフロアを徘徊していた時にマルジェラを発見しまして。

吸い込まれるようにマルジェラに入った瞬間、ジャーマントレーナーと目が合ったんです。(痛いって)
第一印象:「じ、実物、、、、じ、地味!!!」

でも履いてみたい。
クスコ「あのう…ジャーマントレーナーを試着したいんですが。すみません、今日マジで試着だけなんです。」

白衣の天使「はい、どのお色がよろしいでしょうか?」

クスコ「本当はペンキのやつがいいんですが、ここにある白とグレーのを複数サイズ履かせてもらえますか?」

そして試着…第一印象は覆らなかった

やっぱり地味だな……。
万能で何にでも合わせやすそうだけど…。

わたくし基本的に「何にでも合わせやすい」って理由で「衣」を選ぶことが少ない。
あくまでも持論ですが、何にでも合わせやすいってことは「どの教科もそつなく平均点取れる」ってことだから。
「赤点ばっかりだけど1教科だけ100点」の方が好きってことが断然多いんです。
組み合わせを考えるのは大好きですが汎用性は必要ないんだなこれが。

このジャーマントレーナーは「何にでも合わせやすい」ってのがぴったりな気がした。
こんなこと言ったら全国1,000万人のマルジェラジャーマンラバーに怒られるけどこれだったらマルジェラじゃなくていいんじゃない?ってのが本音。
そもそもスニーカーを欲しておらず、スタン…スミス…。(もうええて)

「クスコさん、あなたTHE ROWでもジップブーツの入荷連絡お願いしたばっかりなんだからピンと来なくてよかったじゃん。」と心の天使が囁く。
※ジップブーツも名品と呼ばれている割に服装を選ぶ靴だと思う…個人的に

すると、マルジェラの白衣の天使が今度は囁く。
「楠本さま、先ほどペンキのタイプがご希望だとおっしゃっていましたが、履かれます?」

クスコ心の声「(え!!あるの?早く言ってよ!!)」
※自分が白×グレーがいいって言いましたやん

ペンキ(ペイント)タイプを試着

もちろん画像では何度も拝見しております。

Maison margiela公式から

私ならこっち選ぶなあと画像見た時点では思いつつ、日本定価10万円近いってどゆことでしょう。。
(マルジェラにしては廉価とかおっしゃる方いますがとんでもないことです)

白衣の天使が持ってきてくれた時
「(ペンキかかりすぎじゃない?そんなにかける???)」と思った不束者です…ええ。
後から見ると、上記の画像ぐらいのかかり具合なんですが、実物はたっぷりかかっているように見える。

白×グレーを地味と言ったり、ペンキかかりすぎって言ったりホントすみません、でも正直な気持ちでした。

さて、試着。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!
かかりすぎてるのがかわいい!!!!!!
見た目はかかりすぎだけどw履くとしっくりくる。

○派手
○なぜか上品
○カジュアルすぎない(これ大事)
○ガムソールが心くすぐる
何より履いててキモチ上がるんですよ姐さん。
万能ではないが、、ないからこそ惚れました。

レプリカスニーカーのサイズ感

私の足のサイズ(ZOZO MAT調べ)
足長:右24.6㎝、左24.8㎝
足幅:2E
甲やや低め

試着したサイズ
★メンズ
①サイズ40(25.0㎝相当)
②サイズ41(26.0㎝相当)
★ウイメンズ
③サイズ39(26.0㎝相当)
※国内正規店ではハーフサイズの取り扱いなし

サイズまとめ
★足長
②>③≧①
★足幅
②>①>③
★かかと
②>①>③

履く前の見た目はメンズとウイメンズの違いはほぼ分からないけど履いてみると全然違う。
特に横幅とかかと。

選んだサイズは①
理由は………
○2Eでウイメンズは1サイズ上げても(=39)横幅パンパン
○履いてみるとウイメンズは縦が長く横が短いせいかほっそり見えて私が思うマルジェラ感がやや薄れてしまう
 (メンズもすっきりしているけど細すぎない)
○メンズ41はさすがに大きすぎる
○メンズのかかとはウイメンズと比べ余裕はあるが大きさは感じない

レプリカスニーカーはレザーで、馴染んでくるそうなので私の足(25㎝弱、2E、甲低め)では
◯ウイメンズならワンサイズUP(26㎝相当)
◯メンズならジャスト(25㎝相当)
がいいのかなとあくまでもクスコ調べ。

そして、購入へ

ペンキスニーカーがすっかりお気に召したクスコさん。
本音を言うと、、
「今日は通りすがりだし、サイズ分かったらネットで買う方がかなり割安だし。」
と本格的に試着するまでまったく買う気はなかったのですが……。

クスコ「メンズの40にします!」

わたくし今日は試着だけだからオーラを存分に発していたので
白衣の天使「え、、、ありがとうございます!!」
戸惑う天使ww

というわけでお買い上げ~

ネットではなく店舗で正規価格購入したのは、それだけの丁寧な接客をしていただいて、数種類履かせてもらって、高揚感味わって、、いろいろ理由があるのですが、、、
最たる理由は「この」レプリカスニーカーを気に入った!から。
何足かのうちの1足ではなく、目の前にある「コレ」がしっくりくる。
無性に「自分の仲間にしたくなった」次第でございます。

何よりペンキのかかり具合が最高すぎた。
3足試着したうち、自分が好きなのが断然メンズ40サイズだった。
ウイメンズはちょっと控えめな感じで物足りない。
サイズ、ペンキ具合完璧なのが同じ個体でよかったアーメン。

「この」スニーカーは定価だけど、ネットで買えば30〜40%オフぐらいで買えたりする。
それでも今ここで買わないと結局大事にしなかったり、やっぱり「コレ」がよかったのにとなる気がしてならなかった。

ノーマルレプリカもこちらのペンキレプリカも随分前からド定番だそうですが、気に入った日がジャーマン記念日。

最後に

マルジェラのことばかり書いてんな…誰よりもわたくしがいちばん承知しております。
服好きとか言ってるけど、マルジェラだったら何でもいいんじゃないの??みたいな。
この辺り、次回以降の記事で触れたいと思っております。

そして、靴の空きが残り2足ある…にやり(゚∀゚)

それではまた!!

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