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#19 小学生のネガティブリアクションとその対処法についてのはなし

先日、担任との面談があった。

次女の担任は、去年(2年生)の長女の担任。なので、2年連続で同じ先生と の面談になる。教師歴うん十年のベテランで、知識豊富で、人間的にも話のわかる先生。

やはり先生から見ても、長女と次女の性格の真反対さは面白いらしい。「同じ遺伝子で、同じ環境で育っていて、こうも違うか!!!としょっちゅう思いますね(笑)」と。この視点を持てる人はなかなかいないので、旦那と話しているかそれ以上…みたいな感覚で楽しい。


そんな先生に、長女のネガティブリアクションについて相談?した。

私が「宿題やっちゃいなー」とか「これ手伝ってー」とか「脱いだ靴下、ちゃんと洗濯カゴにいれてー」みたいな日常生活の中のなんらない声かけに、いちいち「えーーー!!」とか「やだー!!!」とか「なんで私ばっかり!?」みたいなネガティブリアクションをする。でも、結局はやる。やるんだったら、素直にすんなりやればいいのに。素直にやるのがイヤなのか、必ず一旦は反抗する。私の言った内容を頭の中でよく咀嚼せずに、条件反射みたいに反抗する。息を吐くようにネガティブワードを出してくる。

そういうスタンスだと、こっちも長女に何か言うのが嫌になる。だから何か頼みごとする時に次女に頼んだりする。それはそれで「なんで次女ばっかり!!!?わたしのことかわいくないんでしょ!?」みたいに言ってくる。いやいや、それは自分の蒔いた種なんだけど。。。


学校でも先生に「かげの学習をするから校庭に行きます」って言われた時に「えーー、やだーーー!絶対あついじゃんーー」みたいなリアクションするタイプだと思う。(ま、長女に限らず小学生にはよくある返答ではあるけど)でも校庭に出たら出たで、ちゃんとかげの学習はやる(笑)

友だちにもそういう態度とってたら周囲に誰もいなくなっちゃうよ?と心配になったりする。


そんな話をしたら先生が、


「長女さんのそれって、もはや”芸”だと思って見てましたw」

「ほら、野村監督のぼやきってあったじゃないですか?あれと同じ感じで。やることはやるけど、わたしだって大変なんだよ!それはわかってよ!ってことの表れだと思いますよ」

「やるべきことはわかっていて、きちんとやっているので大丈夫です。ぼやき芸だと思って、広い目でみて、言わせてあげてください^^」

ってさーーー!!!!


目から鱗がポロポロ落ちた。そうか、あれは悪意があるネガティブワードなのではなく、ぼやいているだけと受け止めればいいのか。。

グチは「不満」を表現するもの。ボヤキは「理想と現実の差」を表現するもの。だからボヤキはネガティブなものではない。理想が高ければ高いほど、ボヤキの頻度は高くなる。

野村克也

というわけで、一見ネガティブワードに見える彼女の言葉も、本当は高い理想を掲げたうえでの現実とのギャップが言葉になったものだと思おうと思います!!!先生に感謝!!!!これで夏休み中の長女へのストレスが3割くらい削減される気がする!!!!!(多分w)


子どものイヤな部分を「芸」と思って見るのって、育児ストレスを減らすこつなのかもしれないなぁ。警戒心強めの小1次女は「はじめての場所は絶対グズる」芸だな。。笑

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