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ブロイラーマンのあとがき

 小膳です。

 何か続きがありそうな終わり方をしていますが、ブロイラーマンはこれで終わりです。打ち切りみたいな終わり方になっちゃったのは単に私の力不足です。ごめんなさい!

 ブロイラーマンはもともとニンジャスレイヤーの同人誌として書いていたものでした(ニンジャスレイヤーを知らない人はぐぐってみてください)。
 昼は負け組のOL、夜は悪人(というか主人公が独断と偏見で悪人と勝手に決め付けた人)を殺しまくっているイカれた女ニンジャが主人公でした。
 それがあるとき男娼の少年を助けたことをきっかけに、彼を追うソウカイヤのニンジャと敵対してしまい……という内容です。
 主人公は少年と出会ったことでまっとうになろうと努力しますが、不本意ながら罪のない人々を殺す結果になってしまいます。少年の命は助かりソウカイニンジャを倒すこともできたのですが、結局主人公もそのあとニンジャスレイヤーに殺されるという最期を迎えます。インガオホー!

 この主人公というのが、ブロイラーマン本編に出てくる疵女の原型なのです。
 何度も書き直しているうちにオリジナル要素をもっと入れたくなり、結果としてネオサイタマは天外市に、主人公はブロイラーマンに、ニンジャは血族に、ソウカイヤは血盟会というオリジナル小説の『ブロイラーマン』になりました。

 試しに書いたものが小説家になろうに投稿した『激突!ニワトリ男VSヤキトリ屋 ~ブロイラーマンの逆襲~』という変な小説です。この時点ではブロイラーマンが悪の焼鳥屋に戦いを挑むニワトリ人間という設定でした(我ながらよくこんなバカなことを思いついたものだと感心します)。

 同人誌版は私個人の執筆でしたが、ブロイラーマン本編は兄妹で二人三脚での執筆となっています。主な執筆はわたくし小膳が担当し、小難しい理論やバトルシーンなどは兄の助けを借りています。
 具体的にはヒッチコック戦やエヴァーフレイム戦などの戦闘の流れは、兄がざっとプロットを提案し、私が書き起こしたものです。ヒッチコックの朧時代のシーンなどは私のアイデアです。

 とにかくこうして五十万字(もっとかな?)前後も書いて一応は完結できたのは、我ながらよくやったと思います。

 このお話を読んでくれた人、感想をくれた人、♥をつけてくれたすべての人たちに心からの感謝を送ります。本当にありがとう! またね!



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