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みうの1年

 こんにちは、くつばこ+のみうです。
 今日のnoteはなんとみうのnote50本目!対談やりこと共同で書いたラジオのお礼兼ご報告も含まれているので、厳密には44本目なのですが、ここは自分に甘くマガジン「筆者:みう」にまとめられているものでカウントさせてください。
 うたに、「1週間に1本書けばギリギリ間に合う」と設定された(もちろん合意の上ですよ!笑)時から早1年。サボりまくり・ズルしまくりのみうでしたが、なんとか達成することができました!
 私がやっておくべき時にズル代行をしてくれたり、乗っ取る時には無理だった時に使えるnoteを用意してくれたり、ズルしすぎて記憶の彼方にやられた時にはリマインドをしてくれたり…。みんなに迷惑をかけまくりながらの更新でしたが、無事約束を果たせてホッとしています(ズルしながらの達成は果たせたと言えるのか微妙ですが・・・)

 世間的にも年末ですね。年の瀬ということで、ざっくりとみうの1年を時系列ごとに振り返ってみたいと思います。

☆1月

 人生初、バイトを始める。今まで数社書類選考のみで落とされていた中、面接に呼んでもらえた上に面接でも採用前提でどのようにすれば働けるかを考えてくれて感動。
 当事者ならではの研究協力ではなく、いわゆるアルバイトとして自分でお金を稼げるようになった。

☆2月

 人生初のラジオ出演。座談会形式で話していく中で、綺麗事じゃなく「助けてもらえるから嬉しい」と思っている当事者がいることを知り驚く。今まで避けてきた障害受容というお話を真面目にする中で、自分はあまりできていないのかもしれないと思い、少し落ち込んだ。

☆3月

 高校の頃からお世話になっている先輩がドクターに進学し、大好きな先輩も卒業。先輩からの引き継ぎとして、研究室を通じて児童生徒と本格的に関わるようになる。
 当事者としてではなく、支援する側として、障害のある児童生徒と積極的に関わるようになる。研究室のほか、ボランティアで手話を使う子供たちと交流したり、テニスやバレーといった視覚障害スポーツのサークルに入り、交流の幅が少し広がった。

☆4月

 くつばこ+で副代表に。新歓にほとんど毎回参加してくれたせんが、これをきっかけに深く関わるようになる。ここで、うたにnoteを1年で50本書く約束をする。
 別件で、せんととあるアルバイトの募集をしてみるか相談をしている中で、自分の障害を開示するかの意見交換をする。結局私は応募自体を諦めたが、自分の障害との向き合い方を考えるいいきっかけになった。

☆6月

 新しく課外活動を始める。社会学から障害学の研究をしている人、合理的配慮の専門家、様々な障害当事者に出会い、障害・障害開示に対する印象が少し変わる。

☆8月

 コロナが大流行。オリパラのボランティアをする予定だったのに、東京への帰省を断念することに。くつばこの対面イベントも欠席し、迷惑をかける。
 大学の集中講義で精神科医が来たときに、個別に自分の発達障害について相談してみる。相談と同時に初めて発達障害関係の配慮依頼もし、無事配慮してもらうことに成功する。変わり始めていた障害開示に対する印象が、さらにいいものになっていく。

☆9月

 人生初の生ラジオに出演。がっつり障害学を勉強していない人に対して、「視覚障害がある」と伝えた際の反応が「見えない=かわいそう・助けてあげなきゃ」か「見えないのにすごい」の両極端になりがちな世の中。それでも、”居心地の良くない配慮”と”申し訳なさを感じにくい情報保障”の2通りあることを理解してもらえたのが、とても嬉しかった。
 このラジオで、りこ・うたに初めて対面で会う。テンションが上がりすぎて、ホテルでスマホを水没させた。

☆10月

 身障者手帳の更新。法的に最重度障害者になる。
 ヤンガルのドラマが始まり、世間的にも「弱視」という言葉が浸透するようになったことを実感する。

☆11月

 授業中にノイズキャンセリングヘッドフォンを使い始める。配慮申請に書いていない内容で、しかも発達に関することだったが、各教授に自分で説明して追加の配慮を得られた。
 別件でテレビの収録がある。初地上波でかなり緊張していたが、白杖を持つように言われたときの葛藤や、日常でのちょっとしたミスなどを座談会形式で話した。収録のときにnoteのネタ宝庫であることに気が付く(ちょくちょくnoteでも公開していこうと思います笑)

☆12月


 パーティーに楽しく参加。発達障害が友達にバレたかもしれないと思いきや、それでも案外落ち込んでいないことに驚く。聞かれたくないことは詳しく突っ込まずに、辛い音は排除してくれるという、とてもありがたい対応をしてくれた友人に感謝。

☆2021年を振り返って

 はるみたいに気持ちだけを綺麗に分析することが難しかったので、それぞれの出来事を事実ベースに、開示と理解を求めることという視点で心境の変化を書いてきました。
 個人的には、この1年を通して少しだけ障害開示に前向きになり、開示をしたことによっていい恩恵を得られるようになりました。その結果、さらに開示に対していいイメージを持てる、といういい循環に乗ってきつつあるのではないかなと思います。
 さすがに、友達全員に無条件に開示する気持ちにはなれていません。それでも、100%開示しない中でも自分にとって辛くない環境にするために動けたというのは、とても大きな成長だったような気がしています。
 私も、この1年、ちゃんと進化しました。ありがとう2021年。


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