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達年

あけましておめでとうございます。
今年も京大テニス部をよろしくお願いします。

前回のnote担当者が、12/31に投稿されるのに新年のご挨拶をするという軽いボケをかましてきたせいで、あまり初noteという感じがしません。軽くツッコミをかますことにしましょう。ナンデヤネンッ!ということで本年初noteを飾らせていただきます。三回生の河野です。

さて、新しい年2024年を迎えましたね。辰年だそうです。なんか辰年だけ他の干支に比べて強そうすぎませんかね?そんなことはおいといて。
2024は素因数分解すると2×2×2×11×23です。星光の受験生は覚えておきましょう。個人的には2021年の43×47の方が素数感あって好きですね。そんなことはおいといて。

達人、という言葉に憧れます。

世の中の万事において、上には上がいる、とよく言われます。そのトップofトップ。その道を極めし者。ピラミッドの上半分の上半分の上半分の上半分の、、、それが達人です。

中学受験のときに、下は見ずに上を見て頑張れ!と何度も言われた記憶がありますね。どれだけ頑張ってももっとすごい人はいるんだなあと、半ば張り合うことを諦めていたように思います。1番に憧れることは誰しもが通る道だと思いますが、成し遂げることはそう簡単なことではありません。

月日は流れて現在。京都大学という日本屈指の大学に在籍しているのですが、なんと達人はすぐそこにいます。声の届く距離で講義をしています。僕の興味がある分野における、日本の、世界のトップがそこにいるんです。それも何人も。
これってすごいことだと思いませんか。

たとえ大阪桐蔭の部員だって、大谷翔平に週1でピッチングを教わることはできないでしょう。

たしかに、京大の達人たちは大谷翔平のように華々しくはありません。ぱっと見ただの禿げたおじさんです。物工にはチャックが開いてる達人もいますね。「ググる」を「グルグルする」って言っちゃう達人だっています。

でも、紛れもない達人たちです。その分野に精通する人たち全員が名前を知るほどのスペシャリストなのです。
それだけで京大に入って学ぶ価値は充分にあると僕は考えます。

受験生でこれを読んでいる人はなかなかいないかと思いますが、受験を終えテニス部に興味があって読んでくれている人がいるとしたら。

どんな人にだって他人より優れた部分があって、達人になれる可能性はあります。
京大受験にチャレンジする人たちは、それが学問の分野だったということです。
達人の教えを受けて学べるなんて、こんな贅沢なことはありません。

でもそんな達人たちは言います。日本の大学のレベルは下がってきていると。以前は世界トップクラスだった日本も、発展途上国の躍進について行けずにその研究レベルは落ちる一方だと。

そして僕たちに言います。これからの日本を支えるのは君たちだ。君たちがリーダーになって人々を引っ張っていくんだ。世界のJAPANを取り戻せと。

単純な河野は思います。達人が言うなら仕方ない。俺が次の達人になってやる。

僕の夢は、有名になってテレビに出ることです。ゾロのように悪名だろうが何だろうが、というわけにはいきませんが、夢を叶えるその日まで、僕の達人への道は続きます。

間違っても辰人にはなりませんようにと、初詣ではお願いしました。

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