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とりあえず「DAVID BOWIE is」について書きたかった

初めて聞いた「Let's dance」は、デヴィッド・ボウイのオリジナルではなかった。

それくらい彼の人のことを知らなかった自分が、今かなり惹きつけられている。本日で日本の巡回展が終わる「DAVID BOWIE is」によって。

展示は年代順にきっちりと分けられたものではないから、彼がどのようにして英国郊外の青年からスターとなったかというクロニクルは正直、わかりにくい。

その代わりに、展示ではタイトル通り「ボウイのあり方」に焦点を当てている。持ち物や作詞のメモ、衣装などをふんだんに出し、「デヴィッド・ボウイ」の構成要素を示すことで、彼の人物像に鋭く迫っていった。

ファン歴0年の自分が語れることは少ない。あえていうと「魅力がすごいよ」である。わからなくてつかめなくて、気になる。かっこいいけど不安定なような、でももしかすると隣の席で微笑んでいるかもしれないような。魅せ方、繊細さ、計算、才能、努力、ルックス、芸術への関心。その全てが、すごい。

自分が生まれる前の「スターマン」で画面越しに指さされて、参りました。漫画のヒーローより先を行ってる感じ。星の王子さまだよあなた。

不謹慎かもしれないけど、虹彩の大きさが左右違うところに、猫のオッドアイみたいな、えも言われぬ神秘を感じてしまうよ。

とりとめなく書いてしまったけれど、とにかくこの展示は老若男女見て損はないと思います。今日行ける人はぜひ!

「DAVID BOWIE is」
4月9日最終日
寺田倉庫
http://davidbowieis.jp/


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