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仮面ライダークウガと駆け抜けた23年間~EPISODE2023「人生」~

今回は僕が度々「人生」と語る、仮面ライダークウガについて語りたいと思います。

まず、「何故今更クウガを?」というお話になるかと思われますが、分かりやすい話で行くと、僕が昨年25歳になり、クウガの主人公・五代雄介と同い年になったんですね。昨年の誕生日に、友人と一緒にカラオケでクウガの全話バトルをハイライト式に振り返る会をしたのですが、その時に様々な感情が胸に去来しました。幼年期はあんなに遠く、遥か彼方の年齢だと思っていた「25歳」が既に半分が過ぎて、今年で26歳になります。

その前に、自分が25年半の人生で最も愛情を捧げたものの1つと言える存在の「クウガ」を語る事で、これからの自分にとってもクウガが道標になれればという、極めてパーソナルな想いから本記事を書き始めました()

そして、そんなクウガは自分にとって何故「人生」なのか、どのように「人生」に影響を与えたのか、23年経った今、筆者のエピソードを元にクウガが自分に齎したものを「検証」する!(Blu-ray2巻特典のドキュメント・オブ・クウガ風)(CV:立木文彦)

Blu-ray BOX2巻より。放送から15年後のオダジョーがクウガを語る貴重な資料です。

クウガが人生に与えた影響①「原点」

ヒーロー好き、ヲタクとしての「原点」

EPISODE17「臨戦」より。この回の強化マイティキックはBGM共々最高の演出ですね。

僕は仮面ライダーシリーズを始め、多くのヒーロー作品が大好きです。スーパー戦隊、ウルトラマン、プリキュア、スパイダーマン等のアメコミヒーロー、また直接的にヒーロー作品を謳わなくてもそのカラーを持つ作品を特に好いてきました。

でもそれらの始まり、感性の原点には必ずクウガがありました。僕をヒーロー好き、或いはヲタクにした原点は確実にクウガです。クウガは人情ドラマとしての素晴らしさも後述しますが、同時に特撮ヒーローとしての「カッコよさ」も決して疎かにしなかった、驚異的な完成度の作品でした。

バイクアクション、キックで決める必殺技、カッコいいポーズ、デザイン美、様々なタイプ(フォーム)チェンジを状況に応じてじゃんけん式に使い分ける戦略性、カメラアングル、演出、SE、BGM…それらのベースが全てクウガによって形作られたと言っても過言ではありません。

クウガ以降も仮面ライダーシリーズは現在に至るまで続いていますが、まだ幼年期の頃には今で言う「平成ライダー」「昭和ライダー」と言ったワードが一般的ではなかったのもあって「クウガ以前のライダー」「クウガより後のライダー」と言った括り方を昔はしていました。そのぐらい、自分の中でクウガは「1つのジャンル」と化していたのです。

クウガ最終話をリアタイした翌週、アギトが放送開始した時は所謂多くの人が通ったであろう、「こんなの仮面ライダーじゃない!現象」が自分に早速起こっていた事は今でもよく覚えてます笑 正確には、「これはクウガじゃない!」ですね…勿論その後割と直ぐに掌返して今でもアギトの事が大好きではありますが、当初の拒否反応は凄まじいものでした。

クウガの必死に戦うスタイルとは打って変わって、アギトの戦闘スタイルは(特に初期は)動きに無駄がなく、洗練された余裕を感じる、クウガとは正反対だったのが拒否反応の理由だったように思います。

今となってはそれらもひっくるめて、沢山の「好き」がありますが、それもこれも最初にクウガを通った影響が大きかったと言えますね。

人情ドラマ、人格形成としての「原点」

EPISODE12「恩師」より。心温まる、最推し回です。

クウガが持ってる作品の根底に流れてる精神性…「人々の笑顔の為に戦う」、もっと噛み砕いて言えば「他者の為に、自分が出来る限りの事を自分の居場所で精一杯頑張る」マインドにはとりわけ強い影響を受けました。

ヒーローである五代だけでなく、一条さんを始めとする警察の人達、みのり、おやっさん、桜子さん等の直接戦いの場に関わるわけでないキャラクターも、それぞれの日常でそれぞれのやれる事をして頑張る、という構成は子供だった僕にとってとても頼もしく見えて、ああいう大人でありたい、という強い憧れを抱いておりました。

クウガで特に好きなエピソードを列挙すると、11~16話、19話、25・26話、29・30話、34・35話、40・41話辺りになってきます。これらの多くに共通してるのは「メッセージ性」が比較的強いラインナップですね。

クウガに於ける人情ドラマは、高寺プロデューサーやメインライターの荒川稔久さん達始め、沢山のスタッフが数多のディスカッションを重ねていったものを各エピソードの監督とオダジョーを始めとするキャスト達の渾身の演技と演出で素晴らしいものになってます。

特に「高寺さんの想い」というのは際立って重要で、「一生懸命にやること、他人を思いやって生きること、真面目に振る舞う事が蔑ろにされていいのか、という想い」(超全集最終巻より引用)が全話通して散りばめられています。このマインドに強く感化を受けて、今の自分があると言っても過言ではありません。

EPISODE41「抑制」より。12話同様、高寺さんがクウガに込めた想いが垣間見える回ですね。

41話で五代が語ってた、「(綺麗事だと言われた事について)そうだよ?…でも、だからこそ現実にしたいじゃない、本当は、綺麗事がいいんだもん」は特に好きな台詞の1つで、座右の銘にしたいぐらいの気持ちです。

自分自身、まだまだ若輩者で人間的にも未熟も未熟ですが、五代雄介のような人間になりたいという強い憧憬は昔から今までずっと強く抱いてきました。

特に高校生の頃はそれが一番顕著で、(自分語りになってしまい恐縮なのですが)当時自分は人間関係や色々な上手くいかない事がその当時の人生の中で1番連続してた時期なのですが、それらを乗り越える為のヒントとして、クウガを何度も何度も観返してた記憶があります。

クウガから得られるメッセージ、マインドに自分の人生の困難を打開するヒントがあるのでは…大袈裟な言い方をすれば、そのように思ってました。と、同時にヒーローから与えられる活力が当時の自分の大きな心の支えにもなってました。

クウガが人生に与えた影響②「毒素」

恐怖、そしてトラウマの18話。

EPISODE18「喪失」より。僕だけでなく、多くの当時の視聴者のトラウマだったように思います。

クウガを後になって観た人達の決して少なくない人達が口を揃えて言うワードがあります。それは、「怖い」。

クウガの描写の手緩くない、徹底されたあらゆる「毒素」は自分はとても「誠実」だったように思います。悪い奴等は徹底的に悪いし、一方で人間サイドに小賢しい人間や、明らかに悪の考えを持ってる人間を敢えて配置しない事によって未確認生命体/グロンギの残忍さ、悪っぷりが強調されてる。

「毒素」と言えば。実は、本記事を書くにあたって23年間ずっと避けてたあるエピソードを23年ぶりに観返しました。EPISODE18「喪失」です。

何故23年ぶりなのか?実に簡単な話、幼年期最大のトラウマだったからです。この記事を読んでる方々にはもう何の事なのかはご存知かと思われますが、未確認生命体第26号「メ・ギノガ・デ」の毒胞子を吹き込まれたクウガは瀕死状態になってしまいます。

その毒を吹き込まれて悶え苦しむクウガがオダジョーの渾身の演技も相まって、とんでもなく怖かった。それまで物理的なダメージで苦戦する事は度々あっても(5~6話のドラゴンフォーム初変身時の戦いで全身打撲級の大怪我をしたなど)こういう目に見えない攻撃でクウガが大ピンチになる、というものはその時点で前例がありませんでした。

あまりに怖くて、23年間ずっと観てなかったし、ギノガはキノコがモチーフになってる事もあって、自分は今もキノコ類が全く食べられません。7割くらいはこれのせいです。単純に舌に合わないって説もありますが、それだけで片付くとは自分的には到底思えないぐらいの致命的な影響を与えています。

緊張しながら観る「怖いもの観たさ」


EPISODE2「変身」or特別篇より。程好いピリついた空気がクウガのスパイスになってました。

これは自分が小学校2年生ぐらいだった時にクウガを観返しててよく感じた事なのですが、初見に限らずクウガは「あまり見慣れてないエピソードを観る時は心臓がバクバクするような強い緊張を味わいながら観る事になる」。

幼年期の自分は中盤辺り(11~17話まで)を何度も観返してた記憶が強くて、ふと思い立って各フォームが揃うまでの超序盤を書籍(超全集、絵本)等ではなくてきちんとした映像で振り返りたいと思い、2000年放送当時の25話ぐらいのタイミングで「仮面ライダークウガ 夏休みスペシャル」という序盤の再放送を録画したVHSが当時家にあって、それを何度も観返してました。

先の大筋の展開は分かってる、なのに最初にこのビデオを手に取って観始めた時、妙に強い緊張を覚えた事を今でも鮮明に覚えてます。

ただ、この独特の緊張感はクウガだからこその「持ち味」なのかもしれません。

先述の18話を今回久々に観返した時にもその感覚は強くありましたし、高校生になって初めて観た「特別篇」では何度も観た筈の第1・2話が再編集されたものによって、「初見じゃないのに、初見のような緊張感と、惹き込まれる空気感」を味わった記憶もありました。

でも、こういった「毒素が盛り込まれてるからこその、あらゆる作品を観る時の耐性」みたいなものはクウガを通して作られたと思っています。

僕は決して過激な描写が得意という訳ではなく、寧ろかなり苦手な部類に入るのですが、そういう面ではなくて「緊張感を楽しむ」という感性の1つという意味で記述致しました。

クウガが人生に与えた影響③「葛藤」

世代的葛藤、「古いもの」として括られる難しさ

未だによく覚えてる出来事なのですが、僕は小学校時代にオランダに在住していた時期が5年ほどありまして、その最中で友人間で仮面ライダーの話題になる事は度々ありました。

ですが、僕のような1997年生まれにとって、クウガは正直直撃世代と呼称するにはあまりに年齢的にギリギリ過ぎるし、仮に観ていたとしても「覚えてない」人の方が殆どでしょう。

どうしても僕等の世代の仮面ライダーの話題は龍騎、555、剣の話題になってくる。これらのライダーも勿論好きなのですが、クウガが話題にされない疎外感、寂しさのようなものはずっとついて回りました。

「自分が観ていた作品(555など)より古い仮面ライダーの話をされてもよく知らない」という反応をされる事が本当に多く、知らない=盛り上がらないってなりがちな図式は当時の自分に強い蟠りを残しました。

今でこそ、ディケイドや一時期の客演ブーム、サブスク等の普及によってクウガを後追いで知ってくれる人達は増えたとは思いますが、当時はそれらがまだどれもなかった時代。クウガが心底好きなのは自分だけなのか、とさえ思っていた時期もありました。

今にして思うと、完全に井の中の蛙だったんですけどね。

客演問題。平成ジェネレーションズFOREVERについて。

ディケイドを皮切りに、過去の仮面ライダーが登場する機会が2009年以降、定期的に訪れていました。

しかし、その中で当時のオリジナルキャスト(オリキャスとよく略されてますね)が再演し、そして当時を感じさせてくれる客演になってるものはほんの一握りで、オダジョーがビッグな俳優となり、ディケイドで別世界のクウガが登場した影響もあって、クウガがレジェンドライダーとして客演する「決定版」のようなものは長らくありませんでした。

2018年12月22日に公開された平ジェネFOREVER。公開当時大きな話題を集めた最後の平成ライダー映画でした。

そんな最中で時に2018年。最後の平成仮面ライダー作品となった「ジオウ」の冬の映画「仮面ライダー 平成ジェネレーションズFOREVER」ではスポットが当たるライダーに電王、W、クウガがそれぞれピックアップされていました。

未知のタイムジャッカー・ティードがアナザークウガとなり、彼の手先であるアナザーWと電王が仮面ライダーという虚構の概念ごと消滅させようとする映画で、シナリオ的な見応えは力業な部分も多分にあるにせよ、非常にあったと言える映画だったように思います。

ですがこの映画、様々な面で問題を抱えていて、公開前の殆どの情報らしい情報が伏せられている中、電王とWからはサプライズ枠として過去の主人公たちが登場するのではないか、という噂が度々飛び交っていました。

しかし、これは僕が観測した範囲が偶々そうだっただけかもしれませんが、クウガからサプライズでオダジョーが客演する、という話については最初から諦観ムードのようなものがライダーファンの間で蔓延してるのを見て、強く憤った記憶が未だ鮮明にあります。

逆説的にそれだけクウガが完成された伝説の作品、という褒め方も出来るかもしれませんが、先述の小学校時代の世代的葛藤や、客演で度々モブのように扱われるジレンマを何度も経験してた自分は、苛立ちを隠す事が出来ませんでした。

平ジェネFOREVERのクウガ。このシーンには当時と同じ富永さんがアクターとして入っております。

実際の映画の内容は皆さんご存知の通りかと思われますが、仮面ライダー電王/野上良太郎である佐藤健さんのサプライズ出演でこの映画は話題になりました。そしてクウガはサプライズが無いのは正直この映画の問題点の本質ではないと未だに思っていて、SE関連、ボイス関連で「当時のクウガ」を全然感じる事が出来なかった(要は編集が甘くて、オリジナルのSEが使われなかったり、ライブラリ音声も無言になりがち)散々な結果で終わりました。

この件で強いショックを覚えた自分は、一部の友人には何度か話した事がありますが、当時予約していたCSMアークルや、その他クウガを始めとする仮面ライダー関連のグッズを全部売り払ってしまおうかと思った時期さえあったぐらいには悲しい出来事でした。平成ライダー最後の活躍を謳う映画でクウガがクウガらしさを見せられないのなら、この先もそんな機会は一生無いだろうと、自分の「人生」であったクウガ史そのものを全否定されたような気持ちになってしまったのです。

その後、暫くクウガについてはモヤモヤを抱えたままの時期が何年も続きました。

クウガが人生に与えた影響④「邂逅」

沢山のクウガファンとの出会い。

その後、Twitterで多くのクウガファンと知り合う事が出来ました。
丁度CSMアークル着弾頃の時期だったと思います。自分以外にも沢山のクウガファンがいて、自分以上に色んな知識や思い出、グッズ、ユーモアを持ってる人達に巡り会えたのは今となっては掛け替えのない財産になってます。

ですが、この当時、まだ平ジェネFOREVERでの蟠りを強く残してた自分はTwitter上でのクウガファンの方と意見が少し対立してしまう事もありました。

自分は「クウガだけが客演で除け者にされるのは凄く寂しい、徹底的に除け者として扱おうとするジオウや公式が本当に許せない」という想いが人一倍強くあり過ぎたあまり、クウガ放送当時に集まったキャスト、スタッフ達が飲み会をしていた様子をTwitterにて投稿してて、「ジオウよりもこっちの方が何倍も盛り上がる」と言われていたクウガファンの風潮についていけなくて、ヒステリックになり過ぎて一度彼等との縁を切ってしまった時期がありました。(今更ですが、本当に自分が未熟過ぎて沢山の方々に迷惑をかけてしまったという懺悔も込めて記述させて頂きました、改めて繋がってくださった皆様には感謝しても感謝しきれません)

YouTubeで12話が配信されてた当時、ザイン役のAKIRAさんにリプを送った時のやりとりと、その様子を高寺さんにいいねして頂けたのは良い思い出です。

翌年2月頃に改めて繋がった丁度その頃にクウガは20周年を迎えて、毎週Twitterでは放送日にハイライトを自分なりのフォーマットで投稿するのがクウガファンの間で流行ってました。僕も不定期という形ながら、度々便乗させてもらい、同年の後半にはクウガがYoutube公式配信スタートし、高寺さんや鈴村監督がTwitterで当時の製作に纏わるエピソードをコメンタリー的なノリで度々言及してくれた事によってクウガ界隈は大きく盛り上がりました。

それから現在となってもクウガファンとの有難い縁は続き、クウガ以外での話題でも盛り上がりながら今でも楽しく語り合う日々です。

CSGの登場、再確認出来たクウガへの気持ち。新しくやり始めたフィギュア撮影。

2022年6月に発表されたCSGタイタンソード。

先述の平ジェネFOREVER事件は全くの別件でその蟠りは解消され、それでもクウガに対する気持ちは何処かで蓋をするような日々が続いていました。

その中で2022年の6月にCSMとは別コンセプトであるCSG(コンプリートスタイルギガンティック)の第1弾にクウガからタイタンソードが選出され、クウガ界隈では大きな話題となりました。

この時に、自分は初手はクウガじゃないと油断し切っていた為、迸る感情が止められず、通勤電車内で涙を流したのは良い思い出です。

この時、自分が強く感じた想い。それは、「あぁ、自分はまだクウガに対してこんなに感動出来るんだ」と心底安堵して涙した部分は大きくありました。

確かに新作や客演と言った機会には恵まれなかったかもしれない。それでも、自分にとってクウガは必要不可欠な存在だし、こうやってクウガの大型関連商品が現在となっても登場して、盛り上がる事が出来る。皆とクウガの話題を共有出来る。

そういう意味ではずっと自分は恵まれてたのに、その事に気付くのに時間がかかってしまった。自分は愚かだ、と反省しつつ現在に至ります。

2023年3月に発表されたCSGペガサスボウガン。


今年の3月にはCSG第2弾としてペガサスボウガンの発表もされて、残すはドラゴンロッド、という状態になりました。

また、沢山のクウガファンと繋がった影響で、まだまだ素人段階ながらフィギュアを撮る楽しさにも目覚めました。

真骨彫シリーズはまだライジングマイティとタイタンしか手元にない状態ですが、今夏に発送されるライジングドラゴンも予約完了し、また近々掌動XXシリーズではドラゴン/ライジングドラゴンも発売開始されますね。


色んな構図の再現、アングル、ポージングなどを学んで自分でやってみる楽しさに目覚めたのもクウガファンとの出会いがあったからこそ。

クウガを通して、新しい楽しさを知る事も出来ました。

総括

最終話「雄介」より。

ここに書いた事だけでなく、クウガをずっと好きでいた事によって、その勢いに触発されて特撮普段観てない、或いはライダーにあまり触れてないけど、クウガを見始めてくれた友達も複数居た事もありました。

この話をするとクウガというよりは仮面ライダーシリーズ全体を語る話になってしまうので割愛しますが、それだけクウガ好きを貫き続けた事によって様々な波及を齎したと言えるでしょう。

クウガの事はこれからもずっと好きだと思うし、今後もっと色んな形で、何かしらの形でクウガという作品に恩返しが出来れば…そんな想いは日に日に強くなっていく一方です。

現在の我が家のクウガ棚。もっと充実させていきたい…!


結論。仮面ライダークウガは素晴らしい!




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