見出し画像

NOTEを始めて2ヶ月/反省会

こんにちは、編集長の丸田です。

NOTEを始めて約2ヶ月がたちました。
この2ヶ月間、記事を書きまくって、NOTEの情報発信が少し理解できるようになったのですが、それゆえピボット(方向転換)が必要と考えるようになりました。

結論からいうと、NOTE proに登録してコンサルティング的なアドバイスを受けながら、しばらくピボットを繰り返してみようと考えています。

オウンドメディアと少し違う

「空間レシピ」は、デジタル社会の論考メディアを目指しています。
スポンサーのWHERE社は、デジタルツインサービスを提供していますが、IoT、可視化、位置情報、データドリブンといった領域で、半歩先を眺めることが多い会社です。

「空間レシピ」は、これと同じ"視座"に立っています。ただ、ビジネスを考えるのではなく、そこで見聞きしたコトや、考えたコト、社会的な課題を伝える活動を進めることにしています。

その点で、純粋なオウンドメディアとは一線を画します。スポンサーには配慮しますが、言論活動に及んだ場合、一つの企業活動に偏ることのない独立した立場をとれるかが重要で、細やかながらそれがメディアの信用につながると信じています。

ターゲティングが甘い

誰をターゲットに何を届けるのか? が情報発信には重要とアドバイスを受けます。その点で「空間レシピ」のターゲットは、まだ不明瞭です。

デジタルツインサービスを利用している、あるいはその予備軍といったビジネスレイヤの人々の顔は知っています。そして、論考の読者はその周辺にいるのですが、ターゲティングができていない。今のところ、それぞれの記事テーマに賛同してくれた人がたまに覗きに来てくれるといった程度です。

その昔、私が書籍を出版していた頃も、よく考えてみると出版社に提案された企画枠のなかで、書きたいことを一方的に書いていました。多くの人に読んでもらいたいと言いながらも、ターゲットは身近な人々+α (多くの人)といったぐらいの不明瞭さでした。

ターゲティングは大きな課題。謙虚に学んだ上で「ピボット」してみたいところです。

考える機会を届けたい

この2ヶ月間は、できるだけ早く「空間レシピ」の全体像を披露しなければという気持ちから、記事を書き配置してきたというのが本当のところです。
ようやく、マガジンが7本、記事も50本近くになって形は整ってきました。

一方、「何を届けるか」という明確な狙いが無かったということになります (T_T) これからは、そういう訳にはいきませんね。
そこで、記事発信を振り返ってみると、3つの異なる狙いがあることがわかります。

一つは、「知識の提供」。水が高い所から低い所に流れるように、情報も知りたい人、求めている人に流れ込んで知識になります。同じ知識を吸収するならタイパを求めるのは当然、自ずと伝え方も決まっていくと思われます。
ただ、我々が提供してきたのは、成功の「ノウハウ」のようなコンテンツではなく、あまり関心が集まらない教養枠のようなものでした。

もう一つは、「事実の提供」。数は多くありませんが、事実の提供も行っています。例えば、新オフィスが完成しても、部外者は中に入れません。オフィス内部空間がどのように使われているか、映像を含めて情報提供することは一定のニーズがあります。分散社会の中で「見える化」サービスを提供する我々としても、こだわるべきと考えます。

さらに、「考える機会の提供」。この2ヶ月こだわってきた新オフィス関連の記事は、オフィスの知識を提供するというより、これからオフィスを構える人達に、多様な角度から考えてもらうためにあったと考えています。
ただし、時間を割いて動画視聴してくれた人には伝わったと思いますが、考える機会を得よう!と動画視聴した人はいないと思います。

こうしてみると、「空間レシピ」は、「事実の提供」を中心に、読者や視聴者に「考える機会の提供」をしたいと考えていることに気づきます。
しかし、これをどのように記事として書き、全体を組み立てていくかは今のところハッキリしていません。「ピボット」の対象です。

オフィスワーカは仕事でも情報発信した方がよい

最後に、個人的な感想(蛇足)ですが、すべてのオフィスワーカは仕事の立場で情報発信すべきと考えています。
そもそも、その立場で仕事をする人はその人しかおらず、誰もが日々課題を克服しながら仕事している。どの仕事にもドラマがあり、人生がのっている。会社が持つ秘密を公表することはできませんが、それはルール設定だけの問題です。

コロナ禍を経て働き方が変わり、急速にマネジメント権限が個々人に分権されつつあります。そのなかで情報発信についても分権を進めることが、個人にとって、会社にとってもプラスになると感じます。
まずは、WHERE社で始めてみようと考えています。

1ヶ月と2ヶ月の比較
 フォロー  14 → 28 
 フォロワー 39 → 53
 記事    28 →49 
 マガジン  5本 → 7本