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ヒーターで温まりながら、桜に思いをはせる

季節外れな話かもしれないけど、最近寒すぎて朝着替えをするのに時間がかかって仕方ない。

毎朝ヒーターを付けて着替えをしてるけど、もう3月も中旬なのに朝寒すぎてヒーターの前で服を脱げなくて、5分くらいただただヒーターの前で温まるだけになってしまう。

もう寒すぎて、色々なことが頑張れない。

毎年3月の中旬って、こんなに寒かったっけ。

今週末にはまた暖かくなるみたいだけど、そのあとまた寒くなるって会社のおばさんが言ってた。
気温の変動が激しすぎて風邪引いちゃいそう。

桜の開花も3月23?26?くらいが開花予想らしいけど、ちゃんと咲くんだろうか。
ちゃんと咲くんだろうけど、ちょっと不安になる寒さだ。


もう社会人になってもうすぐ7年目になるけど、毎年このくらいの時期になると、新卒の時のこれからの生活への憂鬱な気持ちを思い出す。

3月後半から、社会人になりたくなさすぎてずっとテンションが下がっていた私。
元々環境の変化が苦手なので、学生から社会人という、人生の中でもかなり大きな環境の変化に不安な気持ちでいっぱいだった。

さらに嫌だったのが入社式から約1か月間、東京で研修があったこと。
慣れないホテル生活な上に、まだあまり仲の良くない同期たちと一から関係を築かないといけないことだったり、そもそも研修についていけるのか、今まで親元を離れたことがなかったので一人で生活?できるのかとか、もう色々なことが不安で、押しつぶされそうな感じだった。

もう一つ不安だったのが、配属される予定の営業所が少し遠かったこともあって、研修の後はそのまま大阪市内で一人暮らしをする予定だったこと。
初めての一人暮らしだったので、3月の前半くらいまでは引っ越しの準備をルンルンでしていたのに、4月が近づくにつれてこれから家事も全部一人でしないといけないという、これまた大きな不安に襲われて、あの時の自分は本当に一か月間、情緒不安定だったと思う。笑

いよいよ明日東京に向かわないといけないという日の夜、私はもう行きたくなさすぎて、両親に「行きたいくない、いやだ。」という弱音を吐いた。
もちろんそんな深刻な感じで言ったわけじゃないけど、両親なりにすごく心配してくれて、わざわざ東京に持っていく大量のお菓子を買って励ましてくれた。(励まし方が可愛い。笑)

別の機会に母親と話していた時、今まで日曜日だったり、夏休み最終日にも「学校に行きたくない」とか言ったことなかったよな、嫌じゃなかったん?と聞かれたことがあった。
全然意識したことはなかったけど、両親の中で私は弱音を吐かない子として認識されていたのかもしれない。

そしてそんな私が、東京に行く前日に「行きたくない」なんて言ったから、もしかしたらすごくびっくりしたのかもしれない。笑


それ以来、桜を見たら両親が持たせてくれた大量のお菓子を思い出して心が少し温かくなる。
今年は地元で、両親も一緒にお花見もいいかもしれない。

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