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条件付きの評価を気にしすぎる

意図と言葉を全くおんなじにして、うまく、やさしく、伝えられたらいいのに。

「あなたは周りのみんなに優しくて、勉強もできるからとても良い子ね」

こういう、条件付きの評価をめちゃめちゃ意識してない限り、言わないのは難しい。

伝える側としてはそんなつもりないのに
「優しいから良い子、優しくしない子や勉強ができない子は悪い子」というメッセージになって相手に届くことがある。
受け手が子どもの場合は特に気をつけないといけないと思う。

「人に怒らない、穏やかな君が好き」とかも。

これもとても、条件付きだよね。

言われた側は「ああもう、あなたの前では、嫌なことがあっても我慢しないといけないな」「もし私が怒ったりイライラしたら、嫌われてしまうかも」と、ハッキリとは思わなくとも、無意識的にでも、なんとなくでも、そう思ってしまうことがあるじゃない。
受け手の状況にもよるし、例えが大袈裟すぎるけど、
こういうニュアンスのことは割とあると思う。

なんだか、そういうことを考えていると、何も言えなくなる時がある

相手を褒めたいだけなのに、相手の心を縛り付ける言葉選びになってないか不安になって、何も言えなくなっちゃうんだ

別に、君が笑ってない時だって、君のことが大好きなのに、笑ってる君がすごくすごく好きって思うから、そう伝えたいのに


考えすぎな時もあるし、もっと気楽に伝えても良いポジティブなメッセージもきっと沢山あるのだろうけど
考えすぎてしまう
それは、私がそういうメッセージを受け取った時に、その条件を満たしていないとダメだと、私自身が考えてしまいやすいから

だから、自分が嫌になる時もある
やさしく言えば繊細
やさしく無く言えば考えすぎで面倒くさい

でも言葉を大切に、慎重に使う方が好き
考えるだけ考えて、言葉をていねいに使いたい

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