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ロケストパン職人になるために!

このところ、生地の発酵が順調です。生地の仕込み方を少し変えました。ガラス瓶で継いでいる種酵母がベストでなく発酵が弱そうとおもったときに、確実に生地を十分に発酵させるために。生地がちゃんと発酵するかどうか?
その見分けは初めての方でもすごく簡単にわかりますので、パン教室を再開したらその時に。

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数日前に焼いたパンです。クープもよく開くようになりました。このときは焼きを手抜きしたので焼き色が薄かったのですが、だいたいイメージ通りでしたので問題なし!

今日はいつもより攻めてみました🔥

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焦げる寸前(笑)

窯から出したあと、熱々のパンが冷やされて、皮がバシッ!バシッ!

こんなふうにスウィングした時の歯ごたえがたまらなく美味しいんです♪

まぁ今日のは少し苦みありでしたが、久しぶりに味わえました。先月に窯の内部を改良して、攻めても=いつもより強火で焼いても、よほど強火でない限り、タイムオーバーしない限り、真っ黒に焦がすことはなくなりました。

「生地の発酵(温度や時間)」「発酵を終えるタイミング」「生地の焼成」

これらが揃って、美味しいパンが焼き上がります。恒温槽を使わないので生地の発酵は時期によって室温で発酵させたり、冷蔵庫でじっくり発酵させたり。生地の焼成も窯の隙間から見える焔の大きさをみて、燃やす小枝の量を加減したり。小枝の状態(乾燥や腐朽)によっても、微妙に焼き上がりが違うようです。この辺はまだまだ。

仕込みの分量以外は、すべてが感覚です。規定通りは面白くないし、臨機応変に対応できるほうが技術が身につきますしね。生地は基本、捏ねません。日々の暮らしで毎日焼きたい時に、あまり手数をかけたくないし、洗い物は少ないほうが楽で続けやすいと思うから。
夏に今日のレベルで安定して焼けたら、職人の域にたどり着けるかな?っておもってます。しょっちゅう焼いてますが、ぜんぜん飽きません。どころか、楽しいんです♪
化石由来燃料に頼らず、火気厳禁でなければ、僕はどこででも焼けます!

8年前だったか。遠方に住む親友からのロケットストーブプレゼント&パンの先生になってもらって、試行錯誤で5年目あたりにようやく生地が膨らむ条件がわかってきました。でも、種酵母が弱い時に発酵の弱さをカバーする技術が不十分で、特に夏場はネックに・・・。それがようやく!
※ご注意。ロケットストーブプレゼントのリンク先=8年前のブログには室内で使えると書いてますが、ダクトが要ります。部屋中にチラチラと灰が舞ってもいいなら使えますが(笑)

焼成も窯を改造したおかげで、焼き上げに25分くらいかかっていたのが、今は12分くらい。半分の時間になりました!
こんなことができるロケットストーブ。用途にあわせて、ペール缶や一斗缶をベースに生み出していきます。溶接などの高度な技術がなくても作れます。溶接は僕もできませんし、身につける予定もないです。今のところは。苦手なことはできる人を頼って、僕は自身の領域を追究したい!

ロケットストーブのある暮らし。
なるべく化石由来燃料に頼らない暮らし。

そんな暮らしを広めて、手作りの楽しさと大切さを多くの人たちと共有したいと考えてます。パン屋を目指してるわけではなく、そのために日々の暮らしで焼いてます。

パンを焼いたら、固定記事に画像をアップしてます。覗いてみてください!

山の恵みを日々の暮らしで活用しなくなった現代。木や枝など山の恵みを燃料に活かす暮らしを広めたい❗ サポートいただけましたら幸いです。山での活動費にあてさせていただきます🎵