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伊豆といえば・・・もちろん天城峠旧道!

今年の夏、伊豆に行ってたんです。
伊東の温泉も蒼い海もよかったんですが、なにより楽しみにしてたのがこの天城峠の旧道にあるトンネル。

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伊豆半島のちょうど真ん中にある天城峠。
地図をよく見ると、国道414号線が二手に分かれてますよね。どちらも国道を名乗っていますが、もちろん、旧道は”酷道”です。
伊豆半島のど真ん中の414号線を南下していくと突然現れる「旧道は左!」みたいな標識が目印。

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ほとんどの車が直進する中、急に左折。はい、他に左折するようなモノ好きはあまりいません。
信号のない交差点を左折すると、標識にも「旧道」と表示が。
このあたりからわくわくしはじめますよね!

ただし、注意!
ここからすぐにジャリ道の未舗装路になります。高級車や新車の方はこの冒険、やめといたほうがいいかなと。

けど、砂利道を運転するのってほんと楽しいんですよね。
なんとなくタイヤが滑ってるのを感じたり、凸凹をどうよけようか考えたり、気がついたらきゃっきゃ浮かれながら走ってしまいます。
大昔の夢で「一度はパリダカに出たい!」ってのがあったんですが、とりあえず砂利道を走るくらいで満足してます。はい。
閑話休題。

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見えてきたのが、目的のトンネル。
これが、「天城山隧道」。クルマが通るには幅が狭く、中ではすれ違えない感じでしょうか。
大きな石が積み上げられてどっしりと、これがなかなかの迫力で。

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さて、「クワノを探せ!」。
私はどこにいるのでしょうか!

はい、トンネルの上部分の右横です。

決して、キケンなことをしてここに登ったわけではありませんよ。このトンネルの横に遊歩道があって、そこから上がれます。

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どうですか、この石!
この隧道が作られた時代、こんな山の中ですが、もちろん人力で組み上げられたんでしょう。
もちろん、今でもがっしりと支えられている。
さらに、多くの時間とともに、苔や木々に覆われていっていく・・・
この近さでトンネルの上部を感じれる場所、他にないと思います。

時々現れるトンネルを通過するクルマやバイクの姿を上から眺めていると、まるで、自分が天城山隧道の化身になったような感じに。

あー、ずっとここに居れるわあ。
暑くなければ・・・ね。

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     (取材日:2019年8月)

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