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『夢みる小学校』(映画の感想)

気仙沼の公民館で視聴した映画『夢見る小学校』を観て、感想を残したいと思います。主催はいつもお世話になっている森の寺子屋経由でけせんぬま旅する学校里山ジャパンでした。子供の将来の笑顔のためにここにきました。娘のお友達も一緒にいたので、とても素敵な1日を過ごすことができました。

映画を見て心に響いた言葉ですが、「子供達は自由さえあれば、幸せになれる力を持っている」という言葉に感動しました。校長先生が大きな決定権を持っていることもありますが、授業中には子供たちが大人の膝に座っている姿も見られます。子供たちは自分のままでいいということが伝えられていますし、理想通りに行かないことが良いと言われています(伸び代があるという意味でしょうね)。この学校ではアクティブラーニングが取り入れられていて、子供たちの脳の成長を促しています。定期テストはなくなり、代わりに毎日10分間のテストが行われているそうです。アメリカでは質問をすることが奨励されており、質問ができる環境を作ることが大切だと言われています。脳は成長し続けることができるので、良いことや悪いことというものはありません。授業の遅れを取り戻すことはできませんが、子供たちの楽しい時間を取り戻すことは可能です。そして、何があっても乗り越えていける力を育てることも大切です。このような内容が私には響きました。

視聴した印象は、私がかつて通っていた学校に似ているという気づきでした。偶然にも小学校6年生のころの印象が重なります。当時の先生方は、学校を自由な場所にしようという方針を持っていた記憶があります。子供の頃に通っていた小学校はまさに夢のような学校でした。授業はあまり多くありませんでしたが、みんな毎日の小テストもよくて、中学校に進学しても問題がありませんでした。普段は山遊びや川遊びをし、音楽室で好きな曲を披露することもありました。視聴覚室ではビデオを持ち込んで観賞し、図書室では好きな本を読む時間が増えました。授業のノルマが終わると(テストの空き時間など)図書館に行って本を読むことができ、みんな早く終わるように考えていたような思い出があります。小学校については後で詳しく書いてみようと思います。

ああ、あの頃の体験を子供にさせたいんだ。
という気持ちが導かれました。

今日の良かった点は、建物全体で視聴できたことです。親子で過ごせる広い部屋があり、親子室と名付けられていました。子供と一緒に番組を見ることができ、子供の感想を聞くこともできました。

この映画の付随作品もいつか観てみたいです。
夢みる給食
夢みる小学校たびだち

ドキュメント映画ですので、
ぜひ見て自分の感想を導き出してみてください。
上映スケジュールはこちらから

主催された皆様、本当によい方達ばかりでこの日も学びをたくさん授けて下さいました。今日の機会に出会えたことを感謝しています。


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