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ゲーセンミカドで今年も無事年越し起動してくれたバブルシステム:見た動画を紹介する日記(2024年1月1日)第196回

高田馬場にある(池袋にもある)ゲームセンター、ゲーセンミカド。
その年越しの伝統イベント「バブルシステムによるグラディウス起動」が今年の年越しにも行われ、無事、グラディウスが起動したときの配信の様子。

バブルシステムは今から約40年前にコナミが開発したシステム基盤で、ソフトのカセットを差す形で当時のゲームセンターで稼働していたのだけど、そもそも当時から、データが消えやすい、破損しやすい、起動しなくなりやすい存在として知られていて、大ヒットした基盤でありながら現存する数が少ない貴重なもの。
「バブルシステム」の特性上、まずは電気ストーブのようにゆっくりとメモリを暖める予備動作から入り、それが通常であれば約2分(実際の環境温度に左右される)、そこからグラディウスのゲームデータの読み込みが行われ、実際にクレジット投入、遊ぶことができるようになるまでさらに約2分かかるのだけど、現存品はどこかのタイミングで起動しないままフリーズしてしまったり、通常の時間よりも長時間かかる(フリーズしてるのか、内部的にまだ頑張って動こうとしていているのかわからない)こともあって、実際、ゲーセンミカドの過去の年越し配信では起動をやり直した回もあったと思う。

ゲームデータの読み込み中に流れる曲「モーニングミュージック」も、年越し、あるいは新年の雰囲気にマッチしていてすごく好き。
ゲームデータの読み込みが完了してしまうと曲は終わってしまうのだけど、「グラディウス」はバブルシステムのソフトの中でも特に読み込みに時間がかかるため、きちんとループで聴くことができる。

ゲーセンミカドでは、バブルシステムのグラディウス起動から一周クリアまでが年越しの伝統行事になっていて、店舗で毎年他のゲームも含めていい雰囲気で盛り上がっているので、ゲーセン好きな方はぜひ。

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