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聴いた曲を紹介する日記(2023年9月16日)第189回:Overture/櫻坂46

Overture/櫻坂46

既に「アイドルグループOverture紹介企画」で軽めに書いてはいるのだけど、改めて櫻坂46の「Overture」を紹介。

欅坂46のOvertureもせつなさを感じて良いのだけど、そこから櫻坂46への改名で、イメージを刷新して明るめのOvertureがくると思っていたので、このOvertureには本当に驚いた。

欅坂46のOvertureから既に「ライブ開始の導入としての曲」にしては「暗さ、せつなさ」が全面に漂っていた異質さはあったけど、それ自体は欅坂46の雰囲気と良くも悪くも合っていたので。

ライブ開始に流れる曲として、こんなにも「楽しい時間への期待と同時に、楽しい時間もいつか終わることを予感させるOverture」があっただろうか(いや、ない)と思う。

このOvertureは、アイドルとしての宿命だったり、青春の短い時間だったりの「楽しい時間もいつか終わる哀しみ」を内包しつつ、しかし「前に進む希望と、前に進むしかない絶望」の音楽として機能しているように自分は感じた。

Overture定番(?)の「オーオー」ボイスとクラップ、曲そのものの盛り上がりで曲として上がりきったあとに訪れるラストの転調も、より一層せつなさを加速させている。

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