私の故郷

皆様は最近ご自分の故郷に帰られましたか?コロナのせいで帰ってないという方も多いんじゃないですかね?もしかしたら今も故郷に住まわれている方もいらっしゃるかもしれません。やはり自分の故郷というものは大切にしたいものですね。なんだかんだで帰れば大切なものが色々ありますからね。

今日は私の故郷についてお話させていただきます!私の故郷は…「茨城県ひたちなか市」です。
え?知らない?一応、関東地方なんですが…有名なものはあんこう鍋とかんそういもです。え?知らない…?じゃあ逆に何なら知ってます?んっ?大洗とカブってる?やかましいわ!隣町なんだから良いでしょ!
そう。私が生まれたひたちなか市は、戦車道の街大洗の隣町と言えば地理は伝わるんじゃないでしょうか?しかも私が生まれたのは大洗にもほど近い地域である「那珂湊」地域です。その那珂湊で神社をやっている家に生まれました。

かなり楽しく暮らしてましたよ。港町ですので海に飛び込んだりとかしてました。あの近辺はレジャー施設がたくさんあって本当に飽きませんでした。ひたちなか市には「国営ひたち海浜公園」というのがありました。水戸まで出ればショッピングモールもありました。「イオンモール水戸内原」を「ウチジャス」と略せばあなたも立派な茨城県民です。大洗にもよく遊びに行ってましたよ。アクアワールド大洗は年間パスポート持ってました。大洗のアウトレットは開業初日に行ってます。個人情報丸出しなので写真が載せられないのが残念ですが、激混みで離れた場所に車を停めて、それで行っていたそうです。いやー懐かしい。

家が神社でしたのでお祭りの日は特別でした。個人情報になるので詳しいことは書けませんが、神主装束を着た祖父に強い憧れを持っており、「ボクもいつかああなりたいな」と思っていました。まあ、結論なるんですが。祖父の友人がやってる神社にも出入りしてました。当時からあの石段が嫌で嫌でしょうがなかったです。

ボケーッと送っていた楽しい毎日はある日一瞬にして破壊しつくされました。2011年3月11日のこと。これ以上は気分を害される方がいらっしゃるかもしれませんので書きません。しかしこの一件で私達は茨城を出ることになりました。引っ越しの準備をする中、ある噂を聞きます。「大洗がアニメに出てるらしいよ?」そのアニメが何なのか?知る術を持たなかった私は車に揺られ、生まれ育った那珂湊を後にしました。2012年12月27日のことでした。

時は流れます。あ、皆さんが思ってるより流れ倒します。中学生になりました。あ、転校先での小学校生活は思い出したくないです。
中学生になった私…見事にオタクになってました。それもどーっぷりです。色んなアニメを見てましたが、ついにあのアニメに辿り着きました。

ガールズ&パンツァー

初めは友達にこんなことを言われました。

「茨城県が舞台のアニメがあるんだけど、知ってる?」

茨城は私の出身地です。『どこなの?』

「大洗ってとこ」

は!?大洗は私が生まれたときからの馴染んだ土地です…
恐る恐るそのアニメを見ることにしました。するとどうでしょうか。聖地が大洗であること以前に

  1. キャラの可愛さ

  2. ストーリーの面白さ

  3. 戦車のかっこよさ

にとても惹かれました。

最初はキャラが可愛くて見てました。今の推しはレオポンさんチームとチョビですが、最初の推しはゆかりんだったと覚えています。ちなみにゆかりんは今でも好きです。でも、本音を言うとみんな好きです。個性が豊かでめちゃめちゃかわいいです。誰推しかで盛り上がれるのもまた楽しいですよね。私は元々ミリタリーに全く興味がなかったんですが、ガルパンを見て戦車のかっこよさを知りました。特に気に入っている戦車の名前を漫才のコンビ名にしました。

そして何より、見知った土地ばかりが劇中に登場します。私が子ども時代だったときの一番楽しかった時間を過ごしたあの大洗はアニメの中でもあのときの輝きを失っていませんでした。見るたびに様々な記憶が蘇ってくるアニメは初めてです。ガルパンがあの楽しかった子ども時代の記憶をたくさん呼び起こさせてくれました。子どもの頃の楽しい思い出をたくさんくれた大洗の街は、今は全く新しい楽しい思い出をたくさん私にくれています。なので、私が言う「大洗に帰る」は、名実共に本当に帰ってるんですw実家はまだ茨城のあのへんにありますし。

で、特に劇場版!各校が大洗に合流してくるシーンで鳥肌が立ちましたし、カチューシャのためにみんなが散っていくシーンはマジで泣きました。あとサッキヤルベンポルカに合わせての継続高校の快進撃は見ていて凄い爽快感を覚えましたw 小学生の弟(オタ要素皆無)に見せたところ、ボコミュージアムのシーンをかなり気に入っていました。

ハマって以降日常生活にもガルパンが入り込んできました。ガルパンのTシャツはもう普段着になってて普通に遠出・外出もしますし、私が喋ってる落語にもガルパンの話がたまに出てきます。紋付きの羽織にアンツィオ高のマークを貼っていたこともありました。漫才の出囃子は継続高校でおなじみ「サッキヤルヴェン・ポルカ」を使用中です。各種グッズも絶賛使用中!!

楽しい記憶をたくさん呼び起こさせ、昔から知っている街に新たな刺激を加えてまた新しい楽しみをくれるガルパン。ガルパンは私にとって、とてもとても大切なアニメになりました!

そして、ガルパン十周年おめでとうございます!我々の世界では「○周年」というのは単なる通過点として扱われがちですが、何年も前のアニメがこのように今の時代も愛されること、そして新たなファンを獲得していることは本当に凄いことだと思います。次の世代にもガルパンが愛されますように、次の十年に向けて、パンツァー・フォー!

#garupan
#ガルパン
#ガルパン10周年
#パンツァー・フォー


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