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洗いたてで気持ちよく走り出そう!ランニング・シューズの速乾術

プロのランナーは練習を終えると靴を洗うみたいです。このことを知って、月に二回は洗うようになりました。でも、せっかく洗っても、乾燥時間が長くなって、カビが出たり、汗とも違う匂いがついたら努力も虚しいです。最初は古新聞と扇風機を使って乾かしていました。バクテリアが繁殖しないように、短時間で乾燥することを心掛けているうちに、洗い始めから3時間で完全に乾かせるようになりました。

鍵は3点です

  1. 乾きやすい靴を履くこと

  2. セームタオルでしっかりと吸水すること

  3. 靴用乾燥機で温風乾燥すること

まず、ささっと洗って20分で乾いてしまうランニング・ギアがあったらいいと思いませんか?「そんなのあるわけないでしょ!」

Xeroshoes Genesis; 昨年11月に購入して 480km のランに使用

ところが、あるんです。それがランニング・サンダル。バケツにつっこんでばちゃばちゃやって干すだけ。天気がよければ20分くらいで乾くし、濡れたまま走ったって構いません。アッパーがないからすぐにサンダルも足もすぐに汚れるけれど、家に戻ってきたときに洗うだけでいつも清潔です。

MARUGO スポーツジョグ III; 昨年 12 月に購入して 150km のランに使用

で、面倒なのはランニング・シューズの方です。シューズについてはセームタオルと乾燥機の威力が絶大です。セームタオルは水滴を効率的に吸い込むで水泳でよく使います。日常生活でもすぐに水気を拭き取りたいときに便利です。乾燥機は「靴用乾燥機は豪雪地域の人はみんな使っている」と聞いて衝動買いしました。札幌の知人は「聞いたこともない」と言っていますが、ランナーにはお薦めです

ランニング・シューズの紐をはずしました

さて洗濯です。まずランニングシューズの紐を外して、ぬるま湯で手洗いします。続いてランニングサンダルはたわしで優しく洗います。

乾きにくい紐もセームタオルで拭いておけば、あっという間に乾きます。

靴紐とランニングサンダルを乾燥。紐は案外、乾きにくいので吊したあとにセームタオルで水分を取り除きました。ランニング・サンダルはいいですよ。普通じゃないから、ほとんどの人が躊躇します。でも、洗うのは簡単だし、20 分で乾燥するし、履くのも簡単だし、足は蒸れないし、旅行の荷物にもつっこみやすい。面倒臭がり屋にお薦めします。(砂利道を走ると足の裏が痛いけれどもね)

泥汚れがアッパーにまわらないようにブラッシングしましょう。

さて、次はランニング・シューズです。昨日、うっかりと足先を泥のなかにつっこんでしまいました。まず乾いた状態でブラッシングしました。ブラッシングしないで洗浄すると、アッパーが泥を吸い込んでしまいます。

洗い終えて水をたっぷりとすったシューズです。このまま放置したらカビだらけです。

水洗いのあと、水をかえて中性洗剤で洗い、すすぎました。このあとセームタオルに水分を染み込ませます。セームタオルで 350cc を絞れました。セームタオル偉い!

左手のセームタオルで大部分の水分を吸着したあとは、乾燥機で仕上げます。

さて、ここから乾燥。靴用の乾燥機の温風を使って乾燥します。低騒音モードを設定しました。このときの靴の重さは、

  • 左足が 236g

  • 右足が 240g

メーカーの説明によれば乾燥重量は 215g くらいです。このうち 30g が中敷なので、中敷を除いた乾燥重量は約 185g です。だから、乾燥して 55g 軽くなれば乾燥完了ということになります。

乾燥開始から 80分が経過した時点ではどちらの靴も表面がすこし濡れていました。

  • 左足の重量は 195.5g。40.5.g の水分が蒸発し、残りの水分は約 10.5g。

  • 右足の重量は 198.5g。41.5g の水分が蒸発 し、残りの水分は 13.5g。

2時間が経過しました。手で触ると、踵と指先のあたりに僅かに湿っています。

  • 左足の重量は 184.5g。51.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量よりも軽くなりました。

  • 右足の重量は 186.5g。53.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量まで、残り 1.5g です。

2時間半が経過しました。完全に乾燥しました。いつでも走り出せます!

  • 左足の重量は 183.5g。52.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量よりも軽くなりました。

  • 右足の重量は 181.5g。58.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量よりも軽くなりました。

今日の条件は気温約29度、湿度約65%です。

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