洗いたてで気持ちよく走り出そう!ランニング・シューズの速乾術
プロのランナーは練習を終えると靴を洗うみたいです。このことを知って、月に二回は洗うようになりました。でも、せっかく洗っても、乾燥時間が長くなって、カビが出たり、汗とも違う匂いがついたら努力も虚しいです。最初は古新聞と扇風機を使って乾かしていました。バクテリアが繁殖しないように、短時間で乾燥することを心掛けているうちに、洗い始めから3時間で完全に乾かせるようになりました。
鍵は3点です
まず、ささっと洗って20分で乾いてしまうランニング・ギアがあったらいいと思いませんか?「そんなのあるわけないでしょ!」
ところが、あるんです。それがランニング・サンダル。バケツにつっこんでばちゃばちゃやって干すだけ。天気がよければ20分くらいで乾くし、濡れたまま走ったって構いません。アッパーがないからすぐにサンダルも足もすぐに汚れるけれど、家に戻ってきたときに洗うだけでいつも清潔です。
で、面倒なのはランニング・シューズの方です。シューズについてはセームタオルと乾燥機の威力が絶大です。セームタオルは水滴を効率的に吸い込むで水泳でよく使います。日常生活でもすぐに水気を拭き取りたいときに便利です。乾燥機は「靴用乾燥機は豪雪地域の人はみんな使っている」と聞いて衝動買いしました。札幌の知人は「聞いたこともない」と言っていますが、ランナーにはお薦めです
さて洗濯です。まずランニングシューズの紐を外して、ぬるま湯で手洗いします。続いてランニングサンダルはたわしで優しく洗います。
靴紐とランニングサンダルを乾燥。紐は案外、乾きにくいので吊したあとにセームタオルで水分を取り除きました。ランニング・サンダルはいいですよ。普通じゃないから、ほとんどの人が躊躇します。でも、洗うのは簡単だし、20 分で乾燥するし、履くのも簡単だし、足は蒸れないし、旅行の荷物にもつっこみやすい。面倒臭がり屋にお薦めします。(砂利道を走ると足の裏が痛いけれどもね)
さて、次はランニング・シューズです。昨日、うっかりと足先を泥のなかにつっこんでしまいました。まず乾いた状態でブラッシングしました。ブラッシングしないで洗浄すると、アッパーが泥を吸い込んでしまいます。
水洗いのあと、水をかえて中性洗剤で洗い、すすぎました。このあとセームタオルに水分を染み込ませます。セームタオルで 350cc を絞れました。セームタオル偉い!
さて、ここから乾燥。靴用の乾燥機の温風を使って乾燥します。低騒音モードを設定しました。このときの靴の重さは、
左足が 236g
右足が 240g
メーカーの説明によれば乾燥重量は 215g くらいです。このうち 30g が中敷なので、中敷を除いた乾燥重量は約 185g です。だから、乾燥して 55g 軽くなれば乾燥完了ということになります。
乾燥開始から 80分が経過した時点ではどちらの靴も表面がすこし濡れていました。
左足の重量は 195.5g。40.5.g の水分が蒸発し、残りの水分は約 10.5g。
右足の重量は 198.5g。41.5g の水分が蒸発 し、残りの水分は 13.5g。
2時間が経過しました。手で触ると、踵と指先のあたりに僅かに湿っています。
左足の重量は 184.5g。51.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量よりも軽くなりました。
右足の重量は 186.5g。53.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量まで、残り 1.5g です。
2時間半が経過しました。完全に乾燥しました。いつでも走り出せます!
左足の重量は 183.5g。52.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量よりも軽くなりました。
右足の重量は 181.5g。58.5g の水分が蒸発し、メーカーの仕様から想定される乾燥重量よりも軽くなりました。
今日の条件は気温約29度、湿度約65%です。
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