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高校の美術の授業でやった、数学の問題

僕は高校の時は美術を選択していたのですが、その時の先生がとてもクセのある人でした。

ある日の授業で突然、物には「性」というものが存在する、と言い始めました。当時の僕はよくわかってなかったのですが、文法的な性のことを言っていたのだと思います。西洋の言語の中には男性名詞・女性名詞というように名詞に文法的な性が決まっているものがあります。西洋美術で描かれている物には、この文法的「性」が色濃く反映されているのだそうです。

また別の日には、戦後の日本を支えたのは「文系の頭を持った理系」だと言っていました。これはどういうことかというと、戦時中は理系の大学に行くと兵役が免除されるというので、本当は文系に行きたかったのに理系に選択を変えた人が結構いたそうなのです。

これらの話がどこまで本当なのかわからないところがありますが、とにかくこういう話をたくさんされていました。

そんな先生が、出題してくれた数学の問題があるのでここで紹介します。それは「最小手数の最大効果」と呼ばれるものです。

問題
1枚のA4用紙を用意します。この紙に折り目を付けていって正三角形を作ってください。ただし、折り目はなるべく少なく、かつできるだけ大きな正三角形を作ってください。

(カウントダウン開始)

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

(カウントダウン終了)

解答
下図の通り、3回折り目を付けることで、紙の上でできる最大面積の正三角形が出来上がります。


いかがだったでしょうか?

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!