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A year of remarkable changes/Brandy「Christmas Party For Two」

現在発売中の「ミュージック・マガジン2024年1月号」の年間ベスト・アルバム<R&B/ソウル/ブルース>部門にて、今年も選者の一人として参加させていただきました。長谷川町蔵さん、林剛さんと3人での合議で決めていったベスト10、なかなか納得の順位になっていると思います。私が選んだ10枚のうち7枚選ばれたし。ぜひご覧になって下さい!
(他に、初のアコースティック・アルバム『Reflections』をリリースしたムーンチャイルドの特集原稿と、クイーン・ナイジャ『After The Butterflies』のレビューも書いております。そちらも是非に!)

個人のベスト・アルバム&ベスト・ソングは来年になっちゃうかなー。
今年は個人的にも家族的にも変化著しい1年で、私もお気楽主婦ライターから一転、なんだか多忙な人になってしまいました。基本的にダラダラしてるのが大好きな人のはずなのに。
気づけば今年観た映画が息子の付き添いで行ったスラムダンクとWBCの映画だけだったので(笑)来年はもうちょっとゆとりある日々を送れればなーと思っております。本も全然読めてないし、ピラティスにも行けてないし。このnoteもあんまり書けてないしね。

そして今年はミュージシャン/アーティストの訃報が本当に多かったですね…。
40代50代とかで亡くなる方も多くて、本当に1日1日を大切に生きなきゃなぁと思います。引き篭ってる場合じゃないよなー、ほんとに。来年は会いたい人にたくさん会いたいな。

702 / No Doubt
ガールズ・グループ、702のアイリッシュ・グリンステッドも43歳の若さで亡くなってしまい…。この曲は97年のデビュー・アルバムのタイトル・トラック。R&B好きの男友達のミックス・テープに入ってた思い出。青春だなー。

Subway / This Lil’ Game We Play feat. 702
702といえばこれでしょ! 94年リリースだから、この曲からデビューまで3年もかかったのね…。エドウィン・ニコラスとジェラルド・リヴァートのプロデュース。ビヴ10とか懐かしいなー。ニュー・エディションのマイケル・ビヴィンスのレーベルね。

By All Means / You Decided To Go
バイ・オール・ミーンズのジミー・ヴァーナーも亡くなってしまった…。R&Bシンガー、エル・ヴァーナーの父親。ジェラルド・アルストン「Slow Motion」(大大大好き)をはじめ、スタン・シェパードとのプロデュース業も最高でした。安らかに…。

Gerald Alston / Slow Motion
マイ・オールタイム・フェイヴァリット・ソング。お酒が呑みたくなりますねー。

Breakthrough / Highway 2 U feat. Amp Fiddler
デトロイトのソウル職人、アンプ・フィドラーまで……。70年代ソウルからマックスウェル、シャンテ・ムーアまでいろんな仕事をしてる人だけど、私の中でアンプ・フィドラーと言ったらなんとなくブレイクスルーなんだよなー。ブレイクスルーはDJ JINさん、Masaya Fantasistaくん、Ladi Dadiくんの3人が中心のDJチームであり、イベント名であり。久しぶりにこの曲聴いてたらブレイクスルーに行きたくなってきました。みんなに会いたいなー。

Amp Fiddler / Dreamim’
せっかくだからMVのある曲をアップしようと思いこれを。ラファエル・サディークがソングライトとキーボードで参加したネオ・ソウルなナンバー。

亡くなっても音楽は残る……のですが、みんな元気に長く活躍してほしいですよね。
素敵な音楽を残してくれた彼らに感謝しつつ、これからも私は音楽を聴き続けますよ!
そして今年もnoteを読んでくださってる貴重な&素敵な皆様、本当にありがとうございました。
2024年も皆様にとって素敵な年でありますように!
メリー・クリスマス!&少し早いけど良いお年を!


<今日の1曲>
Brandy / Christmas Party For Two

今年も色んなクリスマス・ソングが出てますが、私のナンバー・ワンはダントツでこれ。クリスマス・アルバム『Christmas With Brandy』より。ブランディの滋味深い歌声がたまらない8分の6拍子バラードとなっております。アイドルだったあの頃とは全然違う、円熟味を感じさせるヴォーカルに時の流れを感じますね。ブランディは先鋭的な曲も積極的にやる一方で、こういったソウル・ナンバーもきちんと歌えるのが素晴らしい。良い歳の取り方をしてるなぁと思います(何様って感じですが)。プロデュースはロン“ネフュー”フィームスター。久しぶりに名前を聞いた気がしますが、相変わらず信頼に足る人ですね。これを聴いて素敵なクリスマスをお過ごしください!

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